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【展覧会】草間彌生美術館|幻の色|’23年11月9日-’24年3月24日|終了

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草間彌生美術館
幻の色
会  期  2023年11月9日[木]- 2024年3月24日[日]
会  場  草間彌生美術館
      162-0851 東京都新宿区弁天町107〔アクセス〕 
開 館  日  木・金・土・日曜日 および 国民の祝日
休 館 日  月・火・水曜日
       ※展示替え期間や館内メンテナンス期間、年末年始などは休館となりますので、
        事前に〔カレンダー〕で最新情報をご確認ください。
開館時間  11:00ー17:30
観 覧 料  一 般 1,100円、小中高生 600円
      ※ 未就学児は無料。団体割引の設定はございません。
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近年の草間彌生の絵画では、森羅万象を象る描線にカッパー色に水色など色彩の多様なコントラストの組み合わせが試みられ、その新鮮な表現は見る者を驚かせます。本展では、初期から現在に至るまでの代表的なシリーズを展覧し、草間の画業における特徴的な色彩表現の変遷を辿ります。
1949年に制作された初期の代表作《残夢》では暗くも夢幻的な色彩が見られる一方、57年の渡米後、新しい芸術表現に挑んだ草間は、当時探究を始めた「自己消滅」の効果を実現すべく、単色で網目などのパターンを繰り返す絵画や、事物一面を単色で塗りつぶした立体作品などで禁欲的な配色を選んでいます。
帰国後の70年代に多数制作した小作のコラージュやドローイングでは詩情豊かな色彩が見られるようになると同時に、網の絵画では地色と描線のコントラストの様々なバリエーションを創出し、その表現は80-90年代を通して、時にオプティカルで眩暈をおこさせるような強烈な色彩表現に発展し、立体作品や鑑賞者を包み込むインスタレーション作品では更にその効果が増幅されています。
近作においては、原色あふれる楽観的で希望に満ちた絵画がある一方、黒を多用し自殺を想ったものもあり、草間の内面世界の明暗を映すかのように目まぐるしく変幻する多様な色彩表現が見られます。

※ チケットは美術館ウェブサイトのみで販売。美術館窓口では販売しておりません〔アクセス〕 
※ 入場は日時指定の完全予約・定員制(各回90分)です。下掲詳細にてご確認を。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上参観を。
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