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【展覧会】広島市現代美術館|特別展 崇高さに関する抽象的な覚書|’24年3月30日-6月9日|開幕壹箇月再紹介

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広島市現代美術館
特別展
崇高さに関する抽象的な覚書
会  期  2024年3月30日[土]- 6月9日[日]
開館時間  10:00 - 17:00  * 入場は閉館の30分前まで
会  場  広島市現代美術館 展示室 B-2、B-3
      〠 732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1 TEL 082-264-1121
休  館  日  月曜日(ただし4/29、5/6は開館)、4/30[火]、5/7[火]
観  覧  料  一 般 1,100円 、大学生 800円 、高校生・65歳以上 550円 、中学生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  広島市現代美術館
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「崇⾼さに関する抽象的な覚書」は、アーティストの⽥⼝和奈が着想したグループショウで、同じくアーティストの松原壮志朗が展覧会の構成を担当する。それ自体が展覧会という枠組みを用いておこなわれる抽象的考察である。

『参加作家のひとりであるジョアン・カイガーは、アメリカ現代詩におけるさまざまな派閥と広く交流をもちながらも、独自のスタイルを確立した詩人であった。ビートニクの運動がそうであったように、彼女の作品も「瞑想」や「仏教」、とりわけ「禅宗」からの影響を受けている。カイガーは1968年にデカルトの「方法論」を題材にした詩、「DESCARTES AND THE SPLENDER OF A real Drama of Everyday Life. In Six Parts.」をもとに「デカルト」と題したヴィデオ作品を制作している。このカイガーの残した生涯唯一のヴィデオ作品とストーリーが、この展覧会の霊感(インスピレーション)であり、かつ骨子である。

展覧会の構成では、主にふたつのことを試みる。グループショウという枠組みを捉え直し、その上でグループショウの可能性を模索すること。「近代美術」あるいは「現代美術」というカテゴリーの垣根を越え、作品の固有の振る舞いが、場の特性の中で静かなダイナミズムを生み出すこと。展覧会自体がひとつの言外のマニフェストとなることを意識した。』

出品作家
ジョアン・カイガ―、イワオ・カゴシマ、アンソニー・カロ、岸田劉生、クレメット、須田国太郎、田口和奈、田中敦子、トリシャ・ドネリー、古屋誠一、パトリシア・L・ボイド、三木富雄、ナンシー・ルポ、アラン・ロンジノ、エミリア・ワン ほか

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 広島市現代美術館