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【展覧会】大阪大学総合学術博物館|第24回企画展 石濵純太郎展|― なにわ町人学者の東洋学 ―|’23年6月3日-7月29日|終了

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大阪大学総合学術博物館
第24回企画展 石濵純太郎展
― なにわ町人学者の東洋学 ―
会  期  2023年6月3日[土]- 7月29日[土]
休  館  日  日曜・祝日
開館時間  10時30分 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  大阪大学総合学術博物館待兼山修学館
      560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-20
協  力  大阪大学附属図書館、大阪大学外国語学部、大阪大学文学部、一般財団法人 懐徳堂記念会
主  催  大阪大学総合学術博物館、大阪大学大学院人文学研究科
入館無料
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石濵純太郎(いしはまじゅんたろう 1888〈明治21〉ー1968〈昭和43〉 関西大学名誉教授)は、大阪が生んだ大正から昭和戦後期に活動した東洋学者です。自他ともに認める “ 町人学者 ” として、敦煌文献や、未解読だった西夏文字、懐徳堂の富永仲基の学問を研究しました。膨大な研究資料のコレクションと、彼のまわりに集う人々の輪「石濵サロン」は、生前から讃嘆されていました。
また彼は大阪大学の前身校でもある大阪外国語学校・大阪外国語大学、(旧制)大阪高等学校で学び教え、さらに 重建懐徳堂 を活動の場とするなど、大阪大学とも縁が深い学者です。

没後、蔵書などが大阪外国語大学に「石濵文庫」として入り、現在は大阪大学附属図書館に保管されています。和書・漢籍・欧米諸言語の図書・雑誌だけでも 4 万冊以上にのぼりますが、そのほかにも石碑から採った拓本や、彼の交友の広さを示す書簡などの学術資料も膨大な点数があります。これらの資料は現在も整理・研究が進められ、新たな発見があいついでいます。
本展覧会では、石濵純太郎が収集した資料から、漢字の変遷とアジアの文字・言語の多彩さ、また彼をとりまく学芸ネットワークについて、展示を通じてご紹介します。

※ 下掲公式サイトにて最終情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 大阪大学総合学術博物館