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【展覧会】神奈川県立 神奈川近代文学館|特別展 帰って来た橋本治展|’24年3月30日-6月2日

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神奈川県立 神奈川近代文学館
特別展 帰って来た橋本治展
会  期  2024年3月30日[土]- 6月2日[日]
      * 本展は会期中、一部の展示物、展示箇所の変更を行います。
      【 前 期:3月30日[土]- 4月30日[火]/ 後期:5月1日[水]- 6月2日[日]】
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 4時30分 まで)
会  場  神奈川県立 神奈川近代文学館 第 2・3 展示室
      〠 231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110
      TEL 045-622-6666 FAX 045-623-4841
観  覧  料  一 般 700円、65歳以上・20歳未満及び学生 350円、高校生 100円、中学生以下は 無料
          * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
編集委員  松家仁之
主  催  神奈川県立 神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
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平成の時代とともにその生涯を終えた橋本治が、令和6年春、横浜に帰って来ます―――

橋本治(1948-2019)は、1977年に高校生の日常を描いた「桃尻娘ももじりむすめ」で小説家としてデビューし、それまでにないスタイルと内容で世間に衝撃を与えました。すでにイラストレーターとして活躍していた橋本は、以後、小説執筆と併行して、恋愛や性、家族、時代を論じ、舞台やイベントを演出し、セーターの編み方を教え、古典をひもとくなど、八面六臂の活躍を繰り広げました。どんな未知の分野にもひるまず分け入った橋本の原動力は「わからない」ことを解明したいという思いだったといいます。その成果は膨大な数の著作となって、我々に大きな〈恵み〉をもたらし続けています。
神奈川近代文学館は、2019年以降、橋本治の直筆原稿をはじめとする資料をご家族、ご関係の方々から寄贈いただき〈橋本治文庫〉として保存しています。本展は、時代を先取りし、さらに、人間と人間の生きた時代を描きだそうとした橋本の生涯を、所蔵資料を中心にたどります。
「桃尻娘」シリーズの最終章は、同館のある港の見える丘公園で、未来への希望を示唆して締めくくられます。この地で、帰って来た橋本治の新たな一面に触れていただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立 神奈川近代文学館 ] 

【展覧会】神奈川近代文学館|特別展 没後30年 井伏鱒二展 アチラコチラデブンガクカタル|’23年9月30日-11月26日|終了

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神奈川近代文学館
特別展 没後30年 井伏鱒二展
アチラコチラデブンガクカタル
会  期  2023年9月30日[土]- 11月26日[日]
休  館  日  月曜日(10月9日は開館)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 4時30分 まで)
会  場  神奈川県立 神奈川近代文学館 第 2・3 展示室
      231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110
      TEL 045-622-6666 FAX 045-623-4841
観  覧  料  一 般 700円、65歳以上・20歳未満及び学生 350円、高校生 100円、中学生以下は 無料
        * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
編集委員  絲山秋子
特別協力  ふくやま文学館
協  力  杉並区立郷土博物館、山梨県立文学館
主  催  神奈川県立 神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
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市井の人々の哀歓に寄り添った作品で、多くの愛読者を持つ作家・井伏鱒二(いぶせ・ますじ 1898-1993)。初期の名作「山椒魚」や、原爆による悲劇の実相を描き国際的にも評価が高い「黒い雨」のほか、「荻窪風土記」などの随筆、「厄除け詩集」、「ドリトル先生」シリーズの翻訳等でも親しまれています。
本展では作品世界に加えて、井伏が愛したもの―旅、釣り、将棋、書画、焼物などの世界にも注目します。また、一番弟子である太宰治をはじめ、井伏の随筆や対談集に登場するお馴染みの作家たちとの交流を、豊富な書簡などで紹介。文学や趣味、そして人生をめぐって交わされる言葉の数々とともに、〈アチラ〉から〈コチラ〉から、井伏の人間的魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立 神奈川近代文学館