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【展覧会】長野県立美術館|信濃毎日新聞創刊150周年記念 特別展|葛飾北斎と3つの信濃 ─ 小布施・諏訪・松本 ─|’23年7月1日-8月27日|終了

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長野県立美術館
信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展
葛飾北斎と3つの信濃 ── 小布施・諏訪・松本 ──
開催期間  前 期 : 2023年7月1日[土]- 7月30日[日]
      後 期 : 2023年8月3日[木]- 8月27日[日]
      * 会期中、前期と後期で多くの作品が替わります
休  館  日  水曜日 * 展示替えに伴う本展の休室日は 7月31日[月]- 8月2日[水]
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一般 1,600円、 中高生 800円、 小学生以下 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
監  修  安村敏信(北斎館館長)
特別協力  北斎館、すみだ北斎美術館、日本浮世絵博物館、諏訪市博物館、岩松院、NTT Art Technology、アルステクネ
共  催  長野県教育委員会、信越放送
主  催  長野県、長野県立美術館、信濃毎日新聞社、(公財)信毎文化事業財団
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天才浮世絵師・葛飾北斎は、モネやゴッホ、ゴーギャンなど世界的画家を魅了し、ヨーロッパでジャポニスムという現象を生み出すなど、欧米の芸術家に強い影響を与えた巨匠です。この世界が認めた北斎が、信濃の国(長野県)と深い関わりを持つ画家であることはあまり知られていません。

長野県美0704葛飾北斎《東町祭屋台天井絵「鳳凰」図》(長野県宝)小布施町東町自治会蔵
長野県美0703葛飾北斎《岩松院本堂天井絵「鳳凰図(通称・八方睨み鳳凰図)」原寸大高精細複原図》
NTT ArtTechnology/アルステクネ蔵
長野県美0705小布施町上町祭屋台(長野県宝)、小布施町上町自治会蔵

本展では、「冨嶽三十六景」全46図をはじめとする錦絵の各揃物(「百物語」や「諸国瀧廻り」、「諸国名橋奇覧」、「千絵の海」など)や、貴重な摺物、美人画や花鳥画など数多の肉筆作品の名品を通じて北斎画業の全貌を紹介しつつ、北斎芸術の代表作である上町及び東町祭屋台天井絵や岩松院の天井絵「鳳凰図」関連作品等によって晩年の小布施時代を概観します。

更に数少ない信州の風景として幾たびも描かれた諏訪湖と、諏訪高島藩の家老千野兵庫の肖像画から、北斎と諏訪の関係を俯瞰し、また、北斎の高弟・抱亭五清が、終の棲家として居を定めた松本地域における絵師としての足跡を紐解くことで、北斎にとって信濃とは何であったのかを探ってまいります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館  本展特設サイト

【展覧会】山種美術館|特別展 世界遺産登録10周年記念 富士と桜-北斎の富士から土牛の桜まで-|’23年3月11日-5月14日|終了

富士と桜展_A4チラシ_表 富士と桜展_A4チラシ_裏

山種美術館
特別展 世界遺産登録10周年記念 富士と桜 ── 北斎の富士から土牛の桜まで ──
会  期  2023年3月11日[土]- 5月14日[日]  * 会期中、一部展示替えがあります。
         前  期 3月11日[土]- 4月16日[日]
         後  期 4月18日[火]- 5月14日[日]
開館時間  午前10時午後5時 (入館は午後4時30分まで)
      * 今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合があります。
休  館  日  月曜日  * 但し、5月1日[月]は開館]
入  館  料  一 般 1300円、中学生以下無料 (付添者の同伴が必要です)
      * 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名 一般 1100円)
      ◉ 春の学割 大学生・高校生 500 円
      ── 本展に限り、 特別に 入館料が通常 1000 円のところ 半額 になります。
      * 上掲は、個人・当日・税込価格を表示。各種割引・特典などは下掲 公式詳細 参照
会  場  山種美術館 (〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36)
問い合せ  050 5541 8600 ハローダイヤル   電話受付時間: 9:00-20:00
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07 A1186 小松均 赤富士図_800小松均《赤富士図》1977(昭和52)年 紙本・彩色 山種美術館

02 『富嶽百景』「登龍の不二」 個人蔵_800葛飾北斎 画『富嶽百景』(二編)のうち「登龍の不二」 1835(天保6)年 墨摺絵本 個人蔵
[当該頁は前期展示3/11-4/16]※会期中、頁替えあり

11 A1218 奥村土牛 醍醐_800奥村土牛《醍醐》1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館

富士山は古くから、さまざまな芸術の源泉となってきました。特に美術では、葛飾北斎と歌川広重の浮世絵が世界的にも有名です。
本展では、北斎の《冨嶽三十六景》、広重の《東海道五拾三次》とともに、北斎が富士山というテーマをさらに発展させた絵本『富嶽百景』(個人蔵)を特別に展示します。

また、近代・現代の日本画でも、富士山は世代を問わず描き継がれるとともに、富士山にこだわり、繰り返し描く画家も登場しています。横山大観の描く《霊峰不二》や小松均の燃えるような《赤富士図》など、巨匠たちによる富士図の競演をお楽しみください。
さらに、桜を描いた作品では、当館のコレクションを代表する奥村土牛《醍醐》をはじめ、近代・現代の日本画家が手がけた桜の名画が並びます。富士山の世界遺産登録10周年という記念の年に、日本の美が凝縮された優品の数々をご堪能ください。

■ 主な出品作品:約50点  ※所蔵表記のない作品はすべて山種美術館蔵。
※  ○ … 前期展示3/11-4/16、 ● … 後期展示4/18-5/14、 無印 … 全期間展示

【富士】葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》○ 、葛飾北斎 画 『富嶽百景』(二編)のうち「登龍の不二」(個人蔵)○ 、歌川広重《東海道五拾三次之内 原・朝之富士》● 、《東海道五拾三次之内 由井・薩埵嶺》○ 、横山大観《霊峰不二》、《心神》、橋本関雪《夏日富嶽》、安田靫彦《富嶽》、奥村土牛《富士宮の富士》、伊東深水《富士》、小松均《赤富士図》、松尾敏男《湧雲富士》、
【 桜 】 奥村土牛《醍醐》、橋本雅邦《児島高徳》、渡辺省亭《桜に雀》、横山大観《山桜》、菱田春草《桜下美人図》、上村松園《桜可里》、松岡映丘《春光春衣》、小茂田青樹《春庭》、速水御舟《あけぼの・春の宵》のうち「春の宵」、加山又造《夜桜》、千住博《夜桜》 ほか

※ 作品画像は  山種美術館 より拝借した物です。二次引用などはご遠慮ください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。

[ 詳 細 : 山種美術館

【講演会】北斎と暁斎・その娘応為と暁翠 ── 画家の父娘の物語 蕨市立文化ホールくるる 3月25日 終了企画

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蕨市立文化ホールくるる
北斎と暁斎・その娘応為と暁翠 ── 画家の父娘の物語 ──
パネリスト
安村 敏信(北斎館 館長)
久保田一洋(定山渓美術館 準備室 非常勤学芸員)
河鍋 楠美(河鍋暁斎記念美術館 館長)
開催日時 3月25日[日]13:30 開場 14:00 開演

会  場 蕨市立文化ホールくるる
     JR京浜東北線 蕨駅西口より徒歩3分
     埼玉県蕨市中央1-23-8(駐車場はございません)
会  費 700円(全席自由)
主  催 蕨市立文化ホールくるる
共  催 蕨市/蕨市教育委員会
企画・協力 公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館/NPO法人 さいたまアートジェムボックス
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講演プログラム
◯ 第一部

  「北斎について」安村敏信(信州小布施北斎館 館長)
  「暁斎と娘・暁翠」河鍋楠美(公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 館長)
◯ 第二部
  「北斎の娘・応為について」久保田一洋(定山渓美術館 準備室 非常勤学芸員)
◯ パネルディスカッション
   安村敏信・久保田一洋・河鍋楠美

【詳細情報: 蕨市立文化ホールくるる