【展覧会】東京国立博物館 特別展{仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝}終了企画

20180206132117_00001 20180206132117_00002真言宗御室派総本山の仁和寺と、全国の御室派寺院が誇る寺宝が、一挙、上野へ
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」
Treasures from Ninnaji Temple and Omuro

◯ 会       期 : 2018年1月16日[火]-3月11日[日]
* 会期中に展示替があります
◯ 会       場 : 東京国立博物館 平成館(上野公園)
◯ 開館時間 : 午前9時30分-午後5時
* 毎週金・土曜日は、午後9時まで  * 入館は閉館の30分前まで
◯ 休  館  日 : 月曜日  * 2月12日[月・休]は開館、2月13日[火]は休館
◯ 主       催  : 東京国立博物館、真言宗御室派総本山仁和寺、読売新聞社
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御室桜で知られる仁和寺は、光孝天皇が仁和2年(886)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた真言密教の寺院です。
歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である阿弥陀如来坐像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。
また、高倉天皇宸翰消息(国宝)は皇室との深いかかわりを物語るものです。
本展覧会では、それら仁和寺に伝わる名品を一堂に紹介します。

仁和寺を総本山とする御室派寺院は全国に約790箇寺あり、すぐれた仏像も少なくありません。天平彫刻の名品として知られる葛井寺の千手観音菩薩坐像(国宝)が、江戸時代の出開帳以来初めて東京で公開されるほか、普段目にすることができない多くの秘仏が見られる貴重な機会になります。

仁和寺では現在、観音堂の解体修理が行われています。観音堂は修業の場であるため非公開ですが、本展覧会では33体の安置仏を展示するとともに、堂内の壁画を高精細画像によって再現して、一般にはふれることのできない堂内の厳かな空気を体感していただきます。

【 詳細情報 : 東京国立博物館