チェコセンター
特別試写会 映画「 審 判 」(フランツ・カフカ原作/ジョン・ウィリアムズ監督)
* 定員に達しました為、お申し込みを締め切らせて頂きました
日 時:2018年4月26日[木]13:30-(13:00開場)
会 場:チェコ共和国大使館映写室(東京都渋谷区広尾2-16-14)
定 員:お申し込み先着順 35 名様 料金無料
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プラハ生まれのドイツ語作家、フランツ・カフカ(1883-1924)の小説「審判」を、イギリス出身のジョン・ウィリアムズ監督が、現代の東京を舞台に映画化し、今年6月に日本でも劇場公開されます。劇場公開に先立ち大使館映写室で開催する試写会に、限定35名様をご招待いたします。試写会には監督も登壇する予定です。
【詳細: チェコセンター 】
映画「審判」は、フランツ・カフカが書いた同名小説を、イギリス出身のジョン・ウィリアムズ監督が現代の東京を舞台に映画化している。もとは、ウィリアムズ監督が実験的に実施した俳優向けのプロジェクトで「審判」をテキストにとりあげ、2015年に演劇作品として上演。その後、原作により忠実な脚本を映画のために書き下ろした。
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「審判」は100年以上も前に書かれた小説だが、いつの時代にも通じるメッセージ性を持っている。得体の知れない巨大な力、システムにコントロールされた理不尽で滑稽なできごとが、次々と主人公Kの身に降りかかる。その不条理な状況を前に、主張も反抗もしない主人公の姿は、現在の日本、ひいては世界中に漂う不穏な社会の波に翻弄される私たちの姿を暗示している。
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本作の主演を務めるのは個性派俳優 にわつとむ。ウィリアムズ監督作品は 三作目で、今回が初主演。脇を固めるのは、品川徹、高橋長英らの名優たち。そして〝殴る男〟役で重厚な印象を与える坂東彌十郎は、歌舞伎界の名脇役で、本作は11年ぶりの映画出演、初の現代劇となる。
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監督 ジョン・ウィリアムズ (John Williams)
プロデューサー、映画監督、脚本家。上智大学外国語学部英語学科教授。英国生まれ、1988 年来日。デビュー作『いちばん美しい夏』(2001年) は、ハワイ国際映画祭でグランプリを獲得し、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門 NETPAC 賞など、各国の国際映画祭で受賞。佐藤浩市、木村多江主演の『スターフィッシュホテル』(2007年)は、ルクセンブルグ国際映画祭でグランプリ。佐渡島を舞台にした3作目 『佐渡テンペスト』 (2013年)は、シカゴ国際映画音楽祭にてグランプリを受賞。本作が長編4作目となる。
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原作 フランツ・カフカ (Franz Kafka)
チェコ出身のドイツ語作家。(1883年‐1924年)実存主義文学の先駆者であり、不条理とブラックユーモアが散りばめられた作品は今なお人々を魅了する。代表作に「変身」「審判」「城」など。
長編小説「審判」は1914-1915年に執筆したといわれている。「審判」はオーソン・ウェルズ監督がアンソニー・パーキンスを主演に1962年に映画化。1993年にはデビッド・ジョーンズ監督も映画化し、カイル・マクラクランが K 役、アンソニー・ホプキンズが神父役で出演している。
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映画は2018年6月30日[土]より渋谷・ユーロスペースにて公開予定です。
公式HP: www.shinpan-film.com
【詳細: チェコセンター 】