国立能楽堂 主催公演
六月能楽鑑賞教室 清水・葵上
公演期間 2018年6月18日[月]-6月22日[金]
開演時間 午前の部=午前11時開演(終演予定午後1時頃)
午後の部=午後2時開演(終演予定午後4時頃)
* 開場時間は、開演の30分前の予定です。
──────────
── 能楽 ── 日本が世界に誇る “ ユネスコ無形文化遺産 ” を皆様に
能と狂言は、六百年以上もの長い間演じ継がれた古典劇で、日本が世界に誇る舞台芸術です。その高度に洗練された演技・演出は、国境やジャンルを超えて現代のさまざまな芸術にも斬新な影響を与え続けています。
「若いみなさんに能・狂言に親しみを持ち、その素晴らしさを体験していただきたい。」
その様な願いから能楽鑑賞教室は企画されています。
【詳細: 国立能楽堂 】
演目・主な出演者
解説 能楽のたのしみ 高野 和憲 他
狂言 清水(しみず) 深田 博治 他(和泉流)
お茶の会を催す主人から、野中の水を汲みにいくように命じられた太郎冠者は、面倒なので鬼が出たと嘘をついて戻ってきます。主人は太郎冠者に持たせた大切な水桶が心配で清水に確かめにいくと、本当に恐ろしい鬼が出てきて脅します。しかし、鬼は何故か太郎冠者贔屓、しかも声が太郎冠者にそっくりで …… 。
能 葵上(あおいのうえ)大村 定 他(喜多流)
光源氏の正妻・葵上は重い病に伏せっています。帝に仕える臣下が巫女-みこ-に命じて原因を探らせると、そこに現れたのは源氏のかつての恋人・六条御息所の生霊-いきりょう-でした。
御息所は華やかだった過去を語りますが、葵上のために今は愛する源氏の足が遠のいたと、嫉妬のあまり我知らず生霊となって葵上を打ち据えます。事態を重くみた臣下によって横川-よがわ-の小聖が呼ばれ、小聖-こひじりーが祈りはじめると、今度は鬼の姿に変じた御息所が現れます。しかし祈りの法力に御息所は鬼の心を和らげ、成仏するのでした。
[前売開始日]
電話・インターネット予約=5月9日[水]午前10時より
窓口販売=5月10日[木]より
【詳細: 国立能楽堂 】