【公演】伊達能 ── 摺上 すりあげ── 伊達成実公生誕450年記念 7月22日上演 終了企画

 

伊達能おもて 伊達能うら伊達能 ── 摺上  すりあげ──
伊達成実公生誕450年記念

公演日時  2018年07月22日[日]
      開場14:00  /  開演14:30  /  終演16:50頃
会  場  だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール(北海道伊達市松ケ枝町34番地1)
演目/シテ 仕舞『遊行柳』 塩津哲生
      仕舞『 融 』    狩野了一
      狂言『樋の酒』 山本東次郎
        能  『摺上』  佐々木多門

◯ 能楽「摺上」とは
能楽「摺上」は江戸時代後期に、仙台藩内で創作された秘曲です。
天正17年(1589年)に伊達政宗が蘆名氏を破って、奥羽の覇者となった「摺上原の戦い」について語る勝修羅物で、シテ(主役)は伊達成実(しげざね)。摺上原の戦いでは成実も政宗とともに戦い、また蘆名氏の重臣・猪苗代盛国を味方に引き入れるなど、勝利に貢献しました。
平成元年に、仙台市市政 100年記念として半能(後半部のみ上演)として上演されましたが、このたび2018年の伊達成実公生誕450年を記念し、百数十年振りに本格復曲されます。

◯「摺上」あらすじ
ときは江戸時代、仙台藩年頭行事「七種連歌」に参加した法眼(猪苗代盛国子孫)が京への道すがら会津猪苗代へ立ち寄ります。先祖ゆかりの猪苗代湖畔の天満宮へ向かう最中、その昔に政宗が詠んだ歌「七種を一葉によせて摘む根せり」を口ずさむと老人が現れます。
法眼に対して、その歌は摺上原の戦いに勝利し周辺諸国7か所を伊達家の支配下に置いたときの歌だと説明します。天満宮に到着し音楽を奏でると老人は消え、月夜の中に甲冑姿の武将が現れます。武将は藤原(伊達)成実だと名乗り、摺上原の戦いにて伊達勢がいかに攻防を繰り広げ勝利したか語ります。
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◯ お問い合わせ:伊達能「摺上」実行委員会事務局(合同会社永年社内)

         ☎ 0142-82-3453 ✉suriage@einensha.jp
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【詳細: 喜多能楽堂