【展覧会】朝日美術館|濱田卓二展 土たちの詩話|’23年10月7日-11月26日|終了

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朝日美術館
濱田卓二展  土たちの詩話
会  期  令和5年(2023年)10月7日[土]- 11月26日[日]
会  場  朝日美術館
      390ー1104 長野県東筑摩郡朝日村大字古見1308
      電 話:0263-99-2359  ファックス:0263-99-3624
休  館  日  月曜日休館 * ただし10月9日[月]開館、10月10日[火]休館
開室時間  午前9時-午後5時  * 入館は午後4時30分まで
観  覧  料  一 般 400円 / 高校・大学生・専門学校生 200円 / 中学生以下 無 料
主  催  朝日美術館、朝日村教育委員会、朝日村
──────────20231030231125_00010☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

朝日美術館では「濱田卓二展 土たちの詩話-しわ」を開催いたします。
彫刻家 濱田卓二(はまだ たくじ)は、あらゆる造形の根源にある「〇 △ ▢」をテーマに土を焼き上げて作品を制作しています。
「焼き物」の技術は独学で学んだという濱田だからこそ注意深く土の声に耳を傾け、土に触れながら独自の手法を築いていったのでしょう。
その結果生まれた作品は、森の中、河原、都市空間、子どものおもちゃ箱など、どんな場面に置いても、そこに調和が生まれます。
そして、それぞれがその場にくつろぎ、やがて静かに語らい始めます。
手を通して土とコミュニケーションを図り、心に浮かぶままを形にする濱田のスタイルは縄文人の土器づくりを想起させます。
古の人々が遺した縄文土器には、理屈も器の概念もありません。
しかし、土のことを知り尽くしていなければ生み出せない造形物です。
そんな縄文土器に畏敬の念を抱きつつ、かつて縄文文化が栄えた朝日村の土を使い、新たな「〇 △ ▢」に濱田が挑んだのが本展です。
作品と並行し、朝日村の縄文土器の胎土を見つけることを夢見て、土を掘り、粘土にして焼成を繰り返し、専門機関の分析まで試みた一年間の記録でもあります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 朝日美術館 ]