【展覧会】奈義町現代美術館|企画展 中島 麦展 LUMINOUS / MULTI / SILVER ~ 色彩の時間 ~|’23年10月21日-12月10日|終了

なぎもか1001

奈義町現代美術館
企画展 中島麦展 LUMINOUS/MULTI/SILVER ~ 色彩の時間 ~
期  間  2023年10月21日[土]- 12月10日[日]
会  場  奈義町現代美術館  ギャラリー
      708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441 TEL:0868-36-5811
料  金  一 般・大学生 200円(高校生以下、75歳以上無料)
      * 常設展を併せてご覧になる場合は通常観覧料金(一般・大学生700円)で観覧可能。
主  催  奈義町現代美術館
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「絵を描く」ことを通して、そこから広がっていく様々な出来事を取り込みながら活動している美術家・中島麦による、奈義町現代美術館では約11年ぶりになる個展を開催します。  
本展は、「動き・奥行き・光」を探求した「luminous dropping」、コロナ禍を経て時間や重力による偶然性を加えた「multi LD」、前者を発展させ、図と地の関係に着目した最新作「SILVER」シリーズまで、色彩豊かな抽象絵画による展覧会になります。
絵画の基本要素を分解し、再構築し、さらにそこから重要な要素を取り出すことで、「みる」ことの根源的な可能性を提示したいという中島の近作・新作を空間全体に展開した展覧会を、ぜひお楽しみください。

< 中島 麦 nakajima mugi >
美術家。
長野県生まれ 大阪育ち 大阪拠点。京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
抽象絵画を制作する事を中心に、そこから拡張する出来事を取り込みながら活動中。
その活動を通して、私自身が何ものからも自由で、何ものをもつなぐメディウムでありたいと考えている。
個展、企画展の他、ワークショップや企業コラボレーションなど多数。
https //nakajimamugi.com/

〔 中島  麦   近年の主な活動 〕
2023   [個展] 奈義町現代美術館/岡山(2012)
2023   [個展] 高島屋大阪店 ギャラリーNEXT
2022   [個展] Gallery OUT of PLACE /奈良・東京 (2011,’13-’20)
2022 「美作三湯芸術温度」米屋倶楽部・奥津温泉/岡山(2016/湯郷グランドホテル)
2019 「VOCA展 2019」上野の森美術館/東京
2019 「絵画展…なのか?」川口市立ギャラリー・アトリア/埼玉
2017 「HUB-IBARAKI ART PROJECT」/茨木市市役所他、市内施設7カ所、恒久設置/大

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 奈義町現代美術館 ]  { 活版アラカルト 奈義町現代美術館  まとめ }

新宿餘談}
この奈義町現代美術館は松尾京斎氏に教えられた。同館は町民からはもっぱら NagiMOCA / ナギ・モカ と呼ばれ、展示内容や建築は現代美術として凄かったが、そこはまた子供の遊び場であり、老人の憩いの場だったという。
奈義町は、旧美作国-みまさかのくに-で、岡山県の北東部、鳥取県との県境にある町である。いまは岡山県勝田郡に属すが、県都:岡山にでるより、余程近距離に鳥取がある。 北部には町のシンボルであり、町名の由来となった那岐山がそびえる。

隣接する津山市までは志茂太郎の調査でしばしば出かけたが、津山線ですこしもどる 誕生寺 山の城の旧志茂宅ばかりで、奈義町は知らなかった。[ 志茂太郎関連資料:花筏    平野富二と活字*05 ついに驟雨のなかに迎えた『活字発祥の碑』除幕式  なかほどに、関西から個人でただひとり、相当金額の拠金者として銘板に名がのこる 書痴・活字狂を自認していた志茂太郎関連記載 ]
なんでも奈義町は「令和元年合計特殊出生率が 2,95」で全国トップクラスだそうである。ようは少子化・人口減少がなげかれているこのとき、奈義町では子育て世代の夫婦が3人ほどの子をもうけるそうである。めでたい話だ。人口を調べようと「 町勢要覧 」をあけた。どうせ役人の作文だろうとあきらめていたら、観光案内も吃驚の内容だった。[ 奈義町役場   月ごとの人口推移  令和4年9月1日現在 世帯数 2,512世帯、人口 5,738人(おとこ 2,877人、おんな 2,861人)]
お江戸の横丁から応援を続けている所以である。

< 奈義町 町勢要覧 PDF > https://www.town.nagi.okayama.jp/shared/documents/youran.pdf