【展覧会】根津美術館|企画展 仏具の世界 ─ 信仰と美のかたち ─|’23 年2月18日-3 月31日|終了

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企画展 仏具の世界 ── 信仰と美のかたち ──
会  期  2023 年 2 月18 日[土]- 3 月 31日[金] 
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  午前10時-午後5時(入館は閉館30分前まで)
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制(下掲詳細参照)
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400--2536
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仏を荘厳・供養し、仏道を修めるために必要な道具である仏具。その範囲は、伽藍装飾から僧の生活必需品まで多岐にわたります。仏具には、仏道実践に適した形が与えられていますが、その中に美的な特質を見出すこともできます。この展覧会では、主に館蔵品から、さまざまな場面で用いられる仏具を紹介し、仏の教えと仏具の造形美の関わりを探ります。
根津美術館のコレクションの礎を築いた 初代 根津嘉一郎(1860 - 1940)は、仏教で世の中を善導するという大きな理想を描き、無宗派の寺院建立を構想しました。このため仏教美術に対する関心も高く、コレクション中には仏教に関わる書蹟や絵画、彫刻の優品のみならず、工芸にも優れた作例を見出すことができます。これまで当館では仏教絵画・彫刻を多く取り上げてまいりましたが、仏教工芸にもご注目いただきたく、このたび仏具に焦点を当てた展覧会を企画しました。

第 1 章では、用途を切り口に四つのカテゴリーを設け、具現化させた仏の世界を厳かに飾るための荘厳具、仏に香・華・灯をささげるための供養具、質素ながらも真理に到達するために必要な僧具に加え、密教法具を紹介します。
第 2 章では、女性によって発願・供養された仏具を特集します。長く美しい毛髪や、繊細な刺繍が施された小袖といった女性ならではの持ち物を用いてつくられたそれらの仏具には、善美を尽くす布施の心が表されています。

この展覧会を通じて、仏具の造形美を手掛かりに、古代より仏道を実践してきた人々の心に思いをはせていただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。入館はオンライン日時指定予約制下掲詳細を確認のうえ観覧を
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