【展覧会】お札と切手の博物館|令和5年度 第2回特別展|鳳凰はばたく朝陽閣 ~ 明治・大正期の印刷局工場案内 ~|’23年12月19日-’24年2月25日|終了

お札と切手の博物館12月

お札と切手の博物館
令和5年度 第2回特別展
鳳凰はばたく朝陽閣 ~ 明治・大正期の印刷局工場案内 ~
開  催  日  令和5年(2023年)12月19日[火]- 令和6年(2024年)2月25日[日]
開催時間  9:30 - 17:00
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、12月29日[金]-1月3日[水]、
      2月11日[日]
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
      114-0002 東京都北区王子1-6-1 Tel:03-5390-5194
入  場  料  無 料
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朝陽閣とは、明治9(1876)年、東京・大手町に印刷局が建設した工場の呼称です。赤レンガ造りのモダンな西洋建築で、当時その外観が大きな話題となりました。一方、その内部では、最新の機械設備を備え、西洋式印刷技術を駆使して、お札や切手等の製造を一手に担っていました。
朝陽閣は、新たな東京名所として、また先進技術のパイオニアとして、名実ともに評判を呼びましたが、大正12(1923)年の関東大震災によって、惜しくもその姿は永遠に失われてしまいました。
本展では、震災から100年を迎え、改めて朝陽閣の優美な姿や当時の風景、業務内容を多種多様な絵画や写真資料とともに振り返ります。ぜひご覧ください。
また、会期中の1月-2月には、以下の期日に凹版印刷体験イベントも実施します。

◉ 体験イベント「凹版印刷体験」 体験無料
お札に使われる印刷方式「凹版印刷」の体験イベントを4年ぶりに開催します。
版面の画線(図柄部分)に専用のインキを詰め、余分なインキをふき取って、印刷機で手刷りします。ここまで約20分の工程を経た後、約10分乾燥すれば完成です。印刷物は記念にお持ち帰りいただけます。
今回は、新たに特別展にちなんだ朝陽閣のデザインもご用意しています〔下掲詳細参照〕。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえご観覧ください。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館 ]
{新宿餘談}
お札と切手の博物館では、これまで「新しいお札が2024年7月前半を目途に発行される予定」としていた。報道によると、日本銀行は2023年12月12日、実業家の渋沢栄一を図柄とした1万円札など3種類の新紙幣の発行開始日について、来年2024年7月3日とすると発表した。5千円札は津田塾大創設者の津田梅子、千円札は細菌学者の北里柴三郎で、紙幣の刷新は20年ぶりとなる。
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会〕お札と切手の博物館|特別展示 お札が変わる! なぜ変わる? お札の知られざる歴史を探ろう|’23年7月19日-8月27日|終了 ]