【展覧会】国立公文書館|令和5年特別展|大正時代 ― 公文書でたどる100年前の日本 ―|’23年7月22日-9月1日|終了

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国立公文書館
令和5年特別展 大正時代 ― 公文書でたどる100年前の日本 ―
会  期  令和5年(2023年)7月22日[土]- 9月1日[月・祝]
      * 来館にあたり、予約の必要はありません。
開館日時  月 - 日曜日  午前9時15分 - 午後5時00分
      * 期間中無休
      * 閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
会  場  国立公文書館 東京本館
      102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号
入  場  料  無  料
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今から約100年前、大正時代(1912-1926)には、政党を基盤とした議会政治の確立、男子普通選挙の実現、女性の社会進出、教育の充実と子どもの保護、国際連盟の発足といった、現在の私たちともつながりのある動きが生まれていました。一方、第一次世界大戦や、発生から100年を迎える関東大震災など、現在も多くの人々に記憶される出来事も起きています。
本展では、今から約100年前の日本がどの様な時代だったのか、国立公文書館が所蔵する資料からご紹介します。

0702国立公文書館明治四十五年七月三十日以後ヲ改メテ大正元年ト為ス
明治45年(1912)7月29日、明治天皇が崩御し、皇太子嘉仁親王が践祚、7月30日以後降を大正元年とする改元が行われました。画像は改元に関する詔書で、 明治時代に定められた制度に従い、改元が行われることが書かれています。

国立公文書館0703帝都復興計画案ノ大綱
大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災により、東京や横浜を中心に、関東・東海地方各地に甚大な被害が発生しました。 政府は応急的な救援活動を行う他、東京・横浜を中心とした本格的な復興計画を策定します。資料は大正12年11月22日に閣議決定された帝都復興計画案の大綱です。大綱では、街路の整備、公園や市場の配置、土地区画整理、防火措置、港湾や運河の整備が掲げられ、総額5億円を超える規模の事業が計画されました。 この計画は帝都復興審議会、帝国議会で大幅な予算削減が行われ、一部の事業が実現するにとどまりました。

0704国立公文書館衆議院議員選挙法改正
大正時代は、選挙権・被選挙権に対する所得制限を撤廃する普通選挙や女性参政権の実現など、国民の政治参加を求める声が高まりました。 大正14年5月に改正された衆議院議員選挙法の第5条で、男性の選挙権・被選挙権に年齢以外の制限がなくなり、いわゆる男子普通選挙が実現しました。

※ 新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、会期を変更する場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立公文書館