【展覧会】大田区立 勝海舟記念館|勝海舟生誕200年記念特別展|エピローグ 終着 安息の地 洗足池へ|’23年12月1日-’24年3月10日|終了

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大田区立 勝海舟記念館
勝海舟生誕200年記念特別展
エピローグ終着 安息の地 洗足池へ
日  時  令和5年(2023年)12月1日[金]- 令和6年(2024年)3月10日[日]
場  所  大田区立勝海舟記念館
      145-0063 東京都大田区南千束二丁目3番1号 電話:03-6425-7608
入  館  料  一 般 300円、小中学生 100円(各種割引あり)
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休  館  月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日-1月3日)
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勝海舟と洗足池のゆかりを知っていますか?
海舟は慶応4 (1868) 年、新政府軍本陣・池上本門寺に訪れる道中、初めて洗足池に立ち寄りました。海舟にとって洗足池は、晩年に別荘「洗足軒」を構え、埋葬の地として定めた思い入れのある場所です。
本展では、“洗足池” にスポットを当て、今まで知られてこなかった、海舟や旧友らが記した文芸資料等を含む13点の資料から、晩年の海舟の足跡、海舟没後の親族らの思いや活動を紐解きます。
なお、本展は2023年1月にスタートさせた4会期連続の「勝海舟生誕200年記念特別展」の最終章です。“勝一家にまつわる資料” を通して、これまで知られてこなかった家族や身近な人々との関わりから海舟77年の生涯を紐解く初の特別展になります。

◉ 大田区立 勝海舟記念館は、国登録有形文化財である旧清明文庫を活用し、令和元年(2019)9月7日に開館した。海舟の功績や大田区との縁を紹介するとともに、海舟の想いと地域の歴史を伝える記念館である。洗足池の記念館周辺には、勝海舟夫妻の墓と、西郷隆盛「留魂詩碑」がある。この碑は勝海舟が西郷隆盛(南洲)の死をいたみ、詩とその筆跡を残すため、三回忌にあたる明治12年 (1879) に自費で建てたもの(編集)。

< 展示のみどころ >
■ 洗足軒之記并歌-せんぞくけんのき ならびに うた- 複製(明治24年)
明治23 (1890) 年に洗足池畔の土地を購入した海舟は、翌年に洗足池との出会いを書に記しました。本資料はその複製です。明治新政府の本陣・池上本門寺へ訪れる道中、洗足池に立ち寄ったことを懐かしむように回想し、今後洗足池畔に構える別荘の構想などが記されています。
■ 拙詩并歌-せっし ならびに うた- (明治26-28年)
海舟が明治26 (1893) 年-28年頃にかけて詠んだ詩歌がまとめられている冊子。この期間中、海舟はしばしば旧友の津田仙や木村芥舟ら7人とともに馬込村の別荘洗足軒に訪れました。一日回遊しては、昔を懐かしみ談じた思い出などが自筆で記されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大田区立 勝海舟記念館