【公開制作】府中市美術館|第88回公開制作|髙田安規子・政子 くり返すカタチ|’23年12月16日-’24年2月25日|終了

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府中市美術館
第88回公開制作 髙田安規子・政子
くり返すカタチ
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年2月25日[日]
会  場  府中市美術館 1階 公開制作室
      183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371
休  館  日  月曜日(1月8日、2月12日は開館)年末年始休館日:12月29日[金]-1月3日[水]
      1月9日[火]、2月13日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  無 料
主  催  府中市美術館
公開制作日時  いずれも正午から午後5時まで
      12月16⽇[土]、23日[土]、27日[水]
      1月7日[日]、14日[日]、17日[水]、24日[水]、28日[日]
      2月7日[水]、10日[土]
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髙田安規子・政子は、身近な日用品に丁寧に手を加えてスケール(縮尺)を変化させ、密やかなワンダー(驚き)を引きおこすユニットです。
スケールが変わると、見慣れたものが全く違って見えてくるものです。刺繍が施されて絨毯に変容したトランプ、12分の1に縮小したタイルで修復された床。私たちも小さな穴へと吸い込まれるようにして、ささやかな世界へと意識を誘われていきます。彼女たちの作品を前にすると、スイッチがそっと押されて、たちまちにあたたかな想像が広がっていくのです。
公開制作にあたり、髙田安規子・政子は、府中市美術館の周辺の公園、そこに広がる自然に着目します。部分と全体が同じ構造を持つという「フラクタル」の原理をベースにして、植物の葉や実のかたちにひそむ真理や法則を見出していきます。コラージュや刺繍、ドローイングなどのさまざまな方法をもちいて、ときに実験的に、新たな表現を探します。小さなさざなみに耳を傾けるようにして、ふたりの詩的で密やかな営みを、どうぞ観察してみてください。

< 髙田安規子・政子(たかだあきこ・まさこ)>
一卵性双生児のアーティスト。東京の美術大学で学んだ後、ロンドン大学スレード校で修士課程を修了する。身近な日用品に丁寧に手を加えてスケールを変化させ、密やかなワンダー(驚き)を引きおこす。近年の展覧会に、「部屋のみる夢ーボナールからティルマンス、現代の作家まで」(2023年 ポーラ美術館、神奈川)、「日常のあわい」(2021年 金沢21世紀美術館、金沢)。作品は東京都現代美術館、横須賀美術館など国内だけでなく、ロンドン大学ほか海外の機関に所蔵されている。

※ インスタレーション期間中のイベント、作品完成後の展示を含めて情報満載です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。

[ 詳 細 : 府中市美術館 ]