【展覧会】長野県伊那文化会館 美術展示ホール|生誕150年 池上秀畝展 ― ただ絵が好きで好きで ―|’24年3月30日-5月12日

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長野県伊那文化会館 美術展示ホール
生誕150年 池上秀畝展
― ただ絵が好きで好きで ―
会  期  2024年3月30日[土]- 5月12日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休館日  4/1日[月]、8日[月]、15日[月]、22日[月]、30日[火]、5 /7日[火]
会  場  長野県伊那文化会館 美術展示ホール
      〠 396-0026 長野県伊那市西町5776(春日公園内)
      Tel 0265-73-8822 
料  金  一 般 500円、 大学生・75歳以上 300円、高校生以下 又は18歳未満 無料
共  催  長野県教育委員会、伊那市、伊那市教育委員会
主  催  長野県、長野県伊那文化会館
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池上秀畝(いけがみ しゅうほ 1874-1944)は、長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)に生まれ、明治22年(1889)、本格的に絵を学ぶため上京。当時まだ無名だった荒木寛畝の最初の門人・内弟子となります。大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞。また、帝展で無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
同じく長野県出身で同い年の菱田春草(1874-1911)らが牽引した「新派」の日本画に比べ、秀畝らの「旧派」と呼ばれる作品は近年展覧会等で取り上げられることは少なく、その知名度は限られたものに過ぎませんでした。
しかし、伝統に基づく旧派の画家たちは、会場芸術として当時の展覧会で評価されたことのみならず、屏風や建具に描かれた作品は屋敷や御殿を飾る装飾美術としても認められていました。特に秀畝は徹底した写生に基づく描写に、新派の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を見せています。
本展は生誕150年にあたり、秀畝の人生と代表作をたどり、画歴の検証を行うと共に、あらたなる視点で「旧派」と呼ばれた画家にスポットを当てる展覧会です。

※ 長野県中東部の佐久地域が、郷土出身の画家:池上秀畝の顕彰で大賑わい。東京都練馬区立美術館、長野県立美術館が大型連携展。伊那市立高遠町歴史博物館、長野県伊那文化会館、信州高遠美術館、伊那市創造館が一斉に独自資料での展開を開始。でづすからここではすこし名寄せをして、いずれこの伊那・旧高遠藩時代をふり返ってみます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県伊那文化会館