タグ別アーカイブ: 池上秀畝

【展覧会】信州高遠美術館|「気韻生動」の画人 池上秀畝 生誕150年展|’24年3月2日-5月19日

高藤美術館A

信州高遠美術館
「気韻生動」の画人 池上秀畝生誕150年展
会  期  令和6年3月2日[土]- 5月19日[日]
      * 5月18日[土]は国際博物館の日により入館料無料
会  場  信州高遠美術館 全館
      〠 396-0213 長野県伊那市高遠町東高遠400番地
      電話:0265-94-3666 ファックス:0265-94-3936
開館時間  午前9時 - 午後5時 (最終入館時間 午後4時30分)
入館料  一 般 500円、 高校生以下、および18歳未満の方は無料
休館日  3月5日[火]、3月12日[火]、3月19日[火]、3月21日[木]、3月26日[火]、
      5月7日[火]、5月14日[火]
──────────────────────
晩年に至るまで純粋に画道を求め、伝統に立脚した写実に基づく花鳥画を追求した高遠出身の日本画家・池上秀畝の作品を、周辺作家の作品とあわせて一堂に展示します。
2024 (令和6) 年は池上秀畝の生誕150年にあたり、信州高遠美術館、高遠町歴史博物館、伊那市創造館、長野県伊那文化会館では、それぞれの館で企画した展覧会を開催します。また、長野県立美術館と練馬区立美術館でも代表作品を展示する巡回展を開催します。
今回、6つの美術館・博物館において、ほぼ同時期に同一の作家の展覧会を実施する稀な機会を捉えて、池上秀畝の作品を載せたカードを作成しました。カードは4種類作成し、長野県伊那文化会館、高遠町歴史博物館、信州高遠美術館、伊那市創造館に配置し、展覧会を鑑賞した方に配布します。全種類収集した方への特典として、長野県立美術館「生誕150年 池上秀畝ー高精細画人ー」の入場券引換券を贈呈します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市役所  信州高遠美術館  伊那市立高遠町歴史博物館

【展覧会】伊那市立高遠町歴史博物館|企画展 秀畝の画業|’24年2月23日-6月16日

高藤美術館150全

伊那市立高遠町歴史博物館
企画展 秀畝の画業 
期  間  令和6年2月23日[金]- 6月16日[日]
休  館  日  2月26日㈪、3月4日㈪、3月11日㈪、3月18日㈪、3月21日㈭、4月22日㈪、4月30日㈫、
      5月7日㈫、5月8日㈬、5月13日㈪、5月20日㈪、5月27日㈪、6月3日㈪、6月10日㈪
開館時間  午前9時 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分)
会  場  伊那市立高遠町歴史博物館 2階 第3展示室
      〠 396-0213 長野県伊那市高遠町東高遠457番地 電話:0265-94-4444
入  館  料  一般 400円、高校生以下、および18歳未満の方の入館は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  伊那市教育委員会、伊那市立高遠町歴史博物館
──────────────────────
令和6年(2024年)は池上秀畝-しゅうほ-が高遠に生まれて150年という節目の年にあたります。
秀畝といえば、小坂芝田、中村不折と並ぶ伊那の三筆の一人と賞賛され、上伊那地域の代表的な日本画家として知られています。幼少期から父の影響でよく絵を描き、15歳のとき東京の荒木寛畝に弟子入りして画力を高めました。精緻な絵を得意とし、日本美術展覧会(日展)の前身に当たる文部省美術展覧会(文展、新文展)や帝国美術院展覧会(帝展)、日本美術協会展に出品すること多数、幾度も受賞し、帝展の審査員まで務めました。
当館では、収蔵資料のほか、他の施設や個人から借用した作品を展示し、池上家三代の足跡と秀畝の画業を振り返ります。秀畝が日本画家として大成した背景には、絵描きとしての祖父休柳と父秀花の存在、写生や臨写の励行、故郷の風景や様々な古典に基づく独自の画風の形成、故郷の人々との交流による多彩な作品の制作といった様々な要素がありました。秀畝の活動を知りながら作品を鑑賞することで秀畝の作品をもっと身近に感じていただく機会となりましたら幸いです。

なお、今年は秀畝生誕150年を記念して、長野県立美術館、長野県伊那文化会館、東京都練馬区立美術館、信州高遠美術館、伊那市創造館、当伊那市立高遠町歴史博物館の6館が池上秀畝の展覧会を開催します。これだけ多くの館で、同じ人物に注目した展覧会が開催できることは大変喜ばしいことです。ぜひとも、他館の展覧会もお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市役所 伊那市立高遠町歴史博物館 信州高遠美術館

【展覧会】長野県伊那文化会館 美術展示ホール|生誕150年 池上秀畝展 ― ただ絵が好きで好きで ―|’24年3月30日-5月12日

20240327121550_00003 20240327121550_00004

長野県伊那文化会館 美術展示ホール
生誕150年 池上秀畝展
― ただ絵が好きで好きで ―
会  期  2024年3月30日[土]- 5月12日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休館日  4/1日[月]、8日[月]、15日[月]、22日[月]、30日[火]、5 /7日[火]
会  場  長野県伊那文化会館 美術展示ホール
      〠 396-0026 長野県伊那市西町5776(春日公園内)
      Tel 0265-73-8822 
料  金  一 般 500円、 大学生・75歳以上 300円、高校生以下 又は18歳未満 無料
共  催  長野県教育委員会、伊那市、伊那市教育委員会
主  催  長野県、長野県伊那文化会館
──────────────────────
池上秀畝(いけがみ しゅうほ 1874-1944)は、長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)に生まれ、明治22年(1889)、本格的に絵を学ぶため上京。当時まだ無名だった荒木寛畝の最初の門人・内弟子となります。大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞。また、帝展で無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
同じく長野県出身で同い年の菱田春草(1874-1911)らが牽引した「新派」の日本画に比べ、秀畝らの「旧派」と呼ばれる作品は近年展覧会等で取り上げられることは少なく、その知名度は限られたものに過ぎませんでした。
しかし、伝統に基づく旧派の画家たちは、会場芸術として当時の展覧会で評価されたことのみならず、屏風や建具に描かれた作品は屋敷や御殿を飾る装飾美術としても認められていました。特に秀畝は徹底した写生に基づく描写に、新派の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を見せています。
本展は生誕150年にあたり、秀畝の人生と代表作をたどり、画歴の検証を行うと共に、あらたなる視点で「旧派」と呼ばれた画家にスポットを当てる展覧会です。

※ 長野県中東部の佐久地域が、郷土出身の画家:池上秀畝の顕彰で大賑わい。東京都練馬区立美術館、長野県立美術館が大型連携展。伊那市立高遠町歴史博物館、長野県伊那文化会館、信州高遠美術館、伊那市創造館が一斉に独自資料での展開を開始。でづすからここではすこし名寄せをして、いずれこの伊那・旧高遠藩時代をふり返ってみます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県伊那文化会館