【展覧会】堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館|企画展 イリュストラシオン ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵|’24年4月6日ー7月28日|開幕壹箇月再紹介

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堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館
企画展 イリュストラシオン   ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵
期  間  2024年4月6日[土]ー 7月28日[日]
開館時間  9:30 - 17:15(入館は 16:30 まで)  
休  館  日  月曜日、休日の翌日(5月7日・7月16日)
      * ただし 4月29日・4月30日・5月6日・7月15日は開館
会  場  堺 アルフォンス・ミュシャ館
       〠 590-0014 大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2F-4F
      TEL: 072-222-5533  FAX: 072-222-6833
観  覧  料  一  般   510円、 高校・大学生   310円、 小・中学生   100円
      * 小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、
       障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料。その他各種提携割引制度あり
協  力  青山学院大学図書館、町田市立国際版画美術館、OGATAコレクション
主  催  公益財団法人堺市文化振興財団  堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
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華麗なる19世紀末フランスの挿絵世界
“イリュストラシオン” とはフランス語で「挿絵」を意味します。
ミュシャは生涯に250冊以上の書籍や雑誌に挿絵や作品が掲載されました。彼の画家としてのデビューは挿絵の仕事から。ポスター画家としてパリで一世を風靡する前から書籍や雑誌の挿絵を描くことで生計を立て、その後、売れっ子の画家になってからも挿絵を描き続けました。
ミュシャが挿絵から装丁までを手がけた書籍をはじめ、同時代のアール・ヌーヴォーの美しい挿絵本、さらにミュシャの後半生の大作とそれに関連する挿絵作品もご紹介します。初期から円熟期に至るミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵の世界をご堪能ください。

<本展のみどころ>
【1】ミュシャのポスターと挿絵のつながり
ミュシャのポスターの代名詞でもある優雅な女性像。
彼女たちのS字を描く曲線的なポーズや背後を飾る円環モチーフ等、人気作品の源泉を挿絵から辿ります。
【2】『白い象の伝説』挿絵下絵の原画20点を展示
19世紀末フランスの児童書『白い象の伝説』。
肉筆の挿絵でミュシャの繊細な描写や筆遣いを直に感じられます。
【3】ミュシャ、そして同時代のアール・ヌーヴォーの挿絵
ミュシャによるアール・ヌーヴォーの挿絵の極致とも言える書籍『トリポリの姫君イルゼ』等をご紹介。
ウジェーヌ・グラッセやモーリス・ブーテ=ド=モンヴェルら同時代の画家たちの書籍も展示します。
【4】ミュシャが画家として目指したゴールとは?
ミュシャの挿絵と後年の作品との関連性をご紹介。
意欲作『主の祈り』と幅約4.5メートルにもなる油彩大作《ハーモニー》のつながり等に注目します。

< 同時開催 >
◆ ミュシャとアール・ヌーヴォーの部屋
3F展示室ではミュシャの代名詞である華やかな女性像の装飾パネル(レプリカ)を一堂に展示。
ミュシャに関する書籍の閲覧、また作品の見どころ解説やパーツ遊びが楽しめるデジタルコンテンツもあります。
アンティーク家具の空間でアール・ヌーヴォーの雰囲気をお楽しみください。
◆ ミュシャ アニバーサリー企画
ミュシャ(1860-1939)は、7月24日に生まれ、80歳を目前にした7月14日にこの世を去りました。
これを記念して会期中の7月13日[土]ー24日[水]の間、ミュシャのアニバーサリー企画を開催します。詳細は決まり次第当館ウェブサイトにてお知らせの予定です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 堺 アルフォンス・ミュシャ館