【展覧会】静嘉堂文庫美術館|静嘉堂文庫竣工100年・特別展|画鬼 河鍋暁斎 × 鬼才 松浦武四郎|「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで|’24年4月13日-6月9日|残余会期一箇月余

静嘉堂丸ノ内4月01 静嘉堂丸ノ内4月02

静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫竣工100年・特別展
画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで
会  期  2024年4月13日[土]- 6月9日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日、5月7日[火]
      * 4月29日[月・祝]、4月30日[火・トークフリーデー]、5月6日[月・祝]は開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/    * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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絵師・河鍋暁斎(1831-89)と、探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎(1818-88)は、幕末から明治期を生きたマルチタレントです。二人の交流は明治の初め頃からあり、武四郎は愛玩品を集めた書物『撥雲余興(はつうんよきょう)』(当館蔵)等の挿絵を暁斎らに依頼しています。住いも近く、共に天神を信仰し、情に篤い二人の記念碑的作品は何と言っても「武四郎涅槃図」です。
本展では、「武四郎涅槃図」とそこに描かれた、「大首飾り」(当館所蔵)をはじめとした武四郎愛玩の品々(武四郎記念館所蔵品と当館所蔵品)を同じ空間で展示し、「武四郎涅槃図」を立体的に再現します。さらに、武四郎の親友・川喜田石水(1822-79 / 川喜田家第14代)と、実業家で陶芸も能くした川喜田半泥子(1878-1963 / 川喜田家第16代)、岩﨑小彌太(1879-1945 / 三菱第四代社長・静嘉堂初代理事長)との縁を紹介します。
幕末明治の多才な二人と、彼らを支えた人々の、古物(文化財)への情熱に思いを馳せる機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館 ]

[参 考 : 国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館 YouTube ICUに残る国登録有形文化財「泰山荘」紹介 3:59]
撮影・制作・編集:国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館(2020/10/21 国際基督教大)
★松浦武四郎晩年の書斎 兼 住まい「一畳敷 ── 起きて半畳、寝て一畳」は、三度の移築を経て、
此処三鷹 ICU の一隅に現存し、国登録有形文化財として保存されている!

国際基督教大学の敷地内には、建学以前の1936 (昭和11) 年ごろ、実業家・山田敬亮が建設した茶室付き別荘「泰山荘」が保存されています。泰山荘を構成する建造物の多くは移築されたものであり、その中でも「高風居」の一室をなす「一畳敷」は、北海道の名付け親として知られる松浦武四郎によって130年以上も前に造られました。
この「高風居(一畳敷を含む)」に加え、「書院」「待合」「蔵」「車庫」「表門」の6つの現存する建物すべてが国登録有形文化財になっています。2020年度の特別一般公開は残念ながら中止となりました。代わって動画で各建物をご案内します。例年の現地ツアーでは見られない室内のシーンも掲載。ぜひお楽しみください。

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