EDO TOKYO KIRARI
江戸東京リシンク展
−旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合−
開催期間 2024年3月1日[金]- 3月10日[日]
時 間 午前9時 - 午後5時(入園は午後4時30分まで)
主 催 東京都・江戸東京きらりプロジェクト
共 催 公益財団法人東京都公園協会
会 場 重要文化財 旧岩崎邸庭園
〠 110-0008 東京都台東区池之端1-3-45
入 園 料 旧岩崎邸庭園への入園にあたり以下の入園料が必要となります。
一 般 400円、 65歳以上 200円
* 小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
* 身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と
付添の方は無料
出展事業者
江戸うちわ・江戸扇子 伊場仙
江戸刷毛・東京手植ブラシ 宇野刷毛ブラシ製作所
江戸組子 建松
新江戸染 丸久商店
和太鼓 宮本卯之助商店
東京くみひも 龍工房
金唐革紙 金唐紙研究所(特別協力)
担当部署 東京都産業労働局総務部企画調整課
〠 163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1
電話番号 03-5320-4685
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江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」では、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」の新たな価値を伝える展覧会イベントを実施しています。
この度、現代アートの分野で国内外問わず幅広く活躍する現代美術家・舘鼻則孝氏を展覧会ディレクターとして招聘し、重要文化財にも指定されている旧岩崎邸庭園を会場として「江戸東京リシンク展 −旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合−」を一般公開します。
本展覧会は、江戸東京きらりプロジェクトのモデル事業者を舘鼻氏のコラボレーターとして迎え、「日本古来の伝統文化をみなおし、未来に向けて何を表現すべきか」という舘鼻則孝氏の創出プロセスである「Rethink(リシンク)」を起点として、歴史ある伝統産業の価値や魅力を新たなかたちで提案します。
2021年より開催している本展覧会では、毎年新たに制作されるアート作品やモデル事業者が保有する貴重な歴史的資料が展示公開されます。会場となる旧岩崎邸庭園・洋館の内装には「金唐革紙(きんからかわし)」で装飾が施された部屋もあり、そのような工芸的な内装も展示作品と共鳴し、本展覧会の大きな魅力となっています。
展覧会ディレクター 現代美術家 舘鼻則孝 – たてはな のりたか
1985年、東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。卒業制作として発表したヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得た作品として、レディー・ガガが愛用していることでも知られている。現在は現代美術家として、国内外の展覧会へ参加する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などに永久収蔵されている。
重要文化財 旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸庭園は1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造られました。往時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。
別棟として建つコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の木造建築で、洋館から地下道でつながっています。洋館と結合された書院造りの和館は当時の名棟梁大河喜十郎の手によるものと言われています。床の間や襖には、明治を代表する日本画家・橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画などが残っています。現存する大広間を中心に巧緻を極めた当時の純和風建築をかいま見ることができます。大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同時に和洋併置式とされ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : EDO TOKYO KIRARI 旧岩崎邸庭園オフィシャルサイト ]
[ 参 考 : 東京都産業労働局 YouTube 江戸東京リシンク展 –旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来– 24:40 ]
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