カテゴリー別アーカイブ: ワークショップ

【展覧会/ワークショップ】春日井市道風記念館|企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~| ’24年7月20日-9月1日|

-20240625

春日井市道風記念館
企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~
開催期間  令和6年(2024年)7月20日[土]- 令和6年(2024年)9月1日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
────────────────────
小野道風 (894-966) は、平安時代中期を代表する能書 (書の上手な人) です。道風の日本書道史上における功績を一口で言えば、従来の中国の書の模倣から脱して、日本風の書を創造したことです。その優美な書は和様の書と呼ばれ、後世に大きな影響を与えました。和様の書は、藤原佐理に継承され、藤原行成によって完成されたといわれ、この三人を三跡とよびます。
春日井市では道風の偉業を讃え、後世に伝えるため、昭和56年、道風生誕の地と伝えられる松河戸町に春日井市道風記念館を開館しました。全国的にも数少ない書専門の美術館です。
今回の企画展では、道風が書いた書だけではなく道風が手本にした中国の書にも目を向け、館蔵品や複製資料などで、小学生にもわかりやすいよう、やさしく、詳しく小野道風をご紹介します。柳と蛙の逸話にもみられる努力の尊さ、古きを学び、それを活かして新しい書を生み出した道風の革新的な精神に触れていただきたいと思います。

※ 恒例の夏休み企画展。豊富なイベント/ワークショップ(一部は申込制)が設定されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会/ワークショップ 予告】東京都写真美術館|B1F 展示室 いわいとしお × 東京都写真美術館|光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ|’24年7月30日-11月3日|

都写美7300001 都写美7300002

東京都写真美術館
B1F 展示室
いわいとしお × 東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ
―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ
開催期間  2024年7月30日[火]- 11月3日[日・祝]
会  場  東京都写真美術館 B1F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
開館時間  10:00 - 18:00  * 入館はいずれも閉館 30 分前まで
      (木・金曜日は 20:00 まで、ただし 8/30[金]までの木・金曜日は21:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700 円、学 生 560 円、中 高 生・65 歳以上 350 円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
──────────────────────
このたび東京都写真美術館では、「いわいとしお ╳ 東京都写真美術館 光と動きの 100 かいだてのいえ―19 世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」展を開催します。
岩井俊雄(1962 年- )は、幼少期からアニメーションに強い興味を持ち、パラパラマンガや驚き盤を現代のテクノロジーによって進化させた作品〈時間層〉シリーズによって、独自のメディアアートを確立しました。日本を代表するメディアアーティストである岩井は、絵本作家いわいとしおとしての顔ももち、販売部数累計 400 万部を超える大人気絵本<100 かいだてのいえ>シリーズの作者としても知られています。
本展では、岩井のメディアアート、絵本原画、インスタレーション作品と、東京都写真美術館が収蔵する映像装置を紹介します。岩井のメディアアートと、その原点となる 19 世紀の映像装置をつなぎ、光と動きが生み出す視覚体験の面白さと、それらを作り上げた科学者や芸術家たちの飽くなき探究心を解き明かす体験型の展覧会です。

< 作家プロフィール >
岩井俊雄/いわいとしお
メディアアーティスト・絵本作家
1962 年愛知県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。1985 年《時間層Ⅱ》で第 17 回現代日本美術展大賞を最年少受賞。その後テレビ番組やゲームソフト制作、電子楽器開発など多岐にわたる活動を展開。
絵本の代表作に〈100 かいだてのいえ〉シリーズがある。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【体験・学び】千葉市美術館|つくりかけラボ15|齋藤名穂 / Tactile Hunt Weaving Space 空間をあむ 手ざわりハンティング|’24年6月12日-9月29日|

千葉市美つくりかけラボ0601 千葉市美つくりかけラボ0602

千葉市美術館
つくりかけラボ15
齋藤名穂|Tactile Hunt Weaving Space
空間をあむ 手ざわりハンティング
会  期  2024年6月12日[水]- 9月29日[日]
休  室  日  7月1日[月]、8月5日[月]、9月2日[月]
観  覧  料  無料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
主  催  千葉市美術館
──────────────────────────
つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。
建築家・デザイナーである齋藤名穂さんは、建築空間において指先から伝わる感覚がもたらす感情や想像力をかたちにした「さわる地図」の制作に長年取り組んできました。本プロジェクトでは、千葉市美術館という空間を往来する人びとの感情や感覚を指先からひらき、絵本の1ページをつくるように、「さわる」を手がかりに来場者一人ひとりの美術館体験を紡いでいきます。────────────────
この夏のつくりかけラボでは、私が長年制作してきたミュージアムの「さわる地図」や「さわるコレクション」を、みんなで一緒に作ります。
それぞれが出会った手ざわりを色んな素材で表現したピースが「さわるコレクション」となって増えていきます。それは誰かが見つけた美術館や作品の‘空間のカケラ’。そして他の誰かは、「さわるコレクション」をラボで眺めたり、美術館を歩いたり、作品の世界を旅したりしながら作った物語を「さわる絵本」にして、聞かせてほしい。そうやって編まれる、いく編もの物語を重ねて「さわる地図」を作りたいと思います。                                                                            齋藤名穂

< プロフィール >
齋藤名穂 Nao SAITO  [さいとう・なお]
ヘルシンキ芸術デザイン大学空間デザイン修士課程修了。UNI DESIGN主宰。フィンランド留学中に建築空間における視覚障がい者ための「さわる地図」をデザインしたことをきっかけにして、「建築空間を、五感や個人の空間の記憶を頼りにデザインする」をテーマに、建築設計から美術展覧会の会場デザイン、美術館・博物館の教育のためのツールや建築空間における家具のデザインに至るまで幅広く活動。主な仕事に、「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展(会場デザイン)、「アーノルド・ローベル」展(会場デザイン)、東京都庭園美術館の「さわる小さな庭園美術館」(ハンズオンデザイン)、長野県立美術館の「ひらくツール」(教育のためのツールのデザイン)など。

❖ アーティスト会場滞在スケジュール(予定) ❖  ※ 各日とも午後から滞在の予定です
6月15日[土]、16日[日] 7月13日[土]、14日[日]
※ 8月以降のスケジュールは後日公開します
※ 休憩やイベント等で会場に不在の場合もございます。
※ 急きょ予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
※ アーティストワークショップについては、近日中に募集サイトを公開します。
 もうしばらくお待ちください。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【ワークショップ/パフォーマンス】東京都現代美術館| 「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム|筆談会 これより先、無言|’24年4月20日|終了

20240409180455_00003 20240409180455_00004

東京都現代美術館
「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム
筆談会 これより先、無言
日  時  2024年4月20日[土] 13:00 - 17:00
      ※4時間ずっと参加することを求めるものではありません。この時間帯に実施して
       いますので、好きなタイミングでご参加ください。
      入退場自由
会  場  東京都現代美術館  企画展示室1F「翻訳できない わたしの言葉」展会場内ラウンジ
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
参加方法  当日、お好きなタイミングで参加してください。事前申込は不要です。
参  加  費  無 料
      * ただし、当日有効の本展チケット、またはMOTパスポート、身体障害者手帳等の
       ご提示が必要です。
アーティスト  住吉山 実里 (orangcosong)
        アシスタント:清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)
               松橋 萌(orangcosongアソシエイトメンバー)
関連展覧会 翻訳できない わたしの言葉
      2024年4月18日[木]- 7月7日[日]
──────────────────────────
展覧会から感じたことや、ふと思い出した言葉にまつわる思い出などについて、アーティストの住吉山実里と共に筆談で対話を試みるワークショップ/パフォーマンスです。
展覧会の最後の部屋に大きな白い紙を用意して待っています。事前申込は必要ありません。ふらりと立ち寄って、言葉について話をします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
「筆談会」をします。
大きな紙の上で、言葉を書いて会話します。声は使いません。
日本語や、英語、あなたの母語、そして絵や図を通して話をしましょう。
ルールはひとつ、同時に書けるのはひとりだけ。
誰かの言葉を読んだり、聞いたり、待ったりして、静かな時間を一緒にすごしましょう。
出入りは自由です。
好きなときに来て、好きなときにお帰りください。
住吉山実里

<アーティストプロフィール>
住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住。マルチメディア・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、ダンサーとしての活動を開始。コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010 年より自身の作品創作を始める。2017年、京都の自宅を住み開いて始めた『筆談会 これより先、無言』を、大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロスで展開。パフォーマンス作品では、空間と身体の関係に着目し、風船やカルタなど小道具を自作して観客との関係をつくるのが特徴。近年は、コミュニケーションを変容させることで起こる対話の可能性を探求している。2020年、オンラインでの国際プロジェクト『2×2 WindowS』をタム・ファムと共同創設する。

orangcosong(偶然空耸)
横浜を拠点に、世界各地で旅や滞在制作をしながら活動するアート・コレクティブ。藤原ちからと住吉山実里によって2019年に創設された。名称はインドネシア語の orang(人)と kosong(空っぽ)から。
舞台芸術での経験をベースにしつつも、ジャンルにこだわらず、主に劇場の外でアートプロジェクトを行ってきた。境界を越える人の移動や滞留によって生じる「モビリティ/グラヴィティ」、人々を分断して差別や偏見を生み出す「見えない壁」をテーマにしている。コロナ禍以後は特に、人々が集ってコミュニケーションを交わし合える場をオンサイト/オンラインで創出している。
2019年の「MOTサテライト2019 ひろがる地図」展では『演劇クエスト メトロポリスの秘宝』を発表。そのほか、映像作品『Stay Home Labyrinth』、テーブルパフォーマンス『IsLand Bar』など。2023年『町を旅する道具箱』を出版。月に一度オンラインワークショップ『町を旅する読書会』を開催している。2024年よりアソシエイトメンバー制を導入。
https://orangcosong.com/   https://www.facebook.com/orangcosong
https://www.instagram.com/orangcosong/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]