タグ別アーカイブ: フォンタネージ Antonio Fontanesi

【企画展示】 印刷と美術のあいだ ― キヨッソーネとフォンタネージと明治の日本

20141001172900686_0001 20141001172900686_000220141018013547989_0002展覧会図録 ミュージアム ・ ショップで販売。頒価 2,160円+税

キヨッソーネ、フォンタネージ ― ふたりのお雇い外国人の教育の成果。
弟子たちがつくってきた日本の近代印刷の姿をたどります。

ひさしぶりに印刷博物館の企画展が開催されます。
前回は<印刷都市東京と近代日本>2012年10月20日-2013年01月14日でした。
同館次回展のフライヤーより一部を補足してご紹介します。 詳細は下部の URL をご確認ください。
【 詳細情報 : 印刷博物館 企画展示 】
──────────
明治時代となると、凸版印刷術、平版印刷術、凹版印刷術
など-具体的には、活字版印刷術、石版印刷術、銅版印刷術、木口コグチ木版印刷術などのあたらしい印刷技術が西洋から日本に到来し、新しい印刷表現が可能になりました。
同じ時期に「洋画」も新しい絵画表現として西洋から日本にもたらされました。

キヨッソーネ(Edoardo Chiossone , 1833-1898)はイタリアの版画家・画家で、明治時代に大蔵省の招聘により、いわゆるお雇い外国人として来日し、紙幣、切手などの印刷原版を彫刻しました。 またその技術をわが国に伝え、弟子を育成し、近代印刷の基礎を築きました。

いっぽうフォンタネージ(Antonio Fontanesi  1818-82)はイタリアの画家でした。かれもキヨッソーネと同様に1876年(明治9)に開校した「工部美術学校」のお雇い外国人教師としてわが国に「洋画」を指導しました。 フォンタネージの在任期間は短く、任期半ばで帰国しましたが、その弟子たちは明治画壇の中心となり、「工部美術学校」の卒業生は印刷術の発展に大きな影響を与えました。

【 印刷博物館 】 企画展示  印刷と美術のあいだ キヨッソーネとフォンタネージと明治の日本

会    期 :  2014年10月18日[土]-2015年01月12日[月・祝]
休 館 日 :  毎週月曜日 開館時間 : 10 : 00-18 : 00(入場は17 : 30まで)
入  場  料 :  一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
特別休館日 ・ 特別開館日 : 11月03日(月 ・ 祝)、24日(月 ・ 休)、2015年0
1月12日(月 ・ 祝]は開館。 11月04日(火)、11月25日(火)、12月27日(土)-2015年01月05日(月)は休館

【 詳細情報 : 印刷博物館 企画展示