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【展覧会】三井記念美術館|美術の遊びどころ Ⅷ 五感であじわう日本の美術|’24年7月2日ー9月1日|

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三井記念美術館
五感であじわう日本の美術
会  期  2024年7月2日[火]ー 9月1日[日]
開館時間  10:00 ー 17:00(入館は 16:30まで)
休  館  日  月曜日(但し7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]
入  館  料  一 般 1,200円 / 大学・高校生 700円 / 中学生以下 無料
      * 70 歳以上の方は 1,000 円(要証明)。
      * 障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者 1 名は無料です。
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  三井記念美術館 / Mitsui Memorial Museum
      〠 103-0022 東京都中央区日本橋室町 2-1-1 三井本館 7 階
      お問い合わせ:050–5541–8600(ハローダイヤル) ▶ 交通アクセス   
主  催  三井記念美術館
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日本の古美術や、日本で受容された東洋の古美術に親しんでいただくことを目的に、夏休みに合わせて企画している「美術の遊びとこころ」シリーズの第8弾。本展では、人間が持つ五感を活用しながら、絵画や工芸品を鑑賞していただきます。
作品に表現された花の香りや動物の鳴き声を想像したり、描かれた人物の気持ちに思いを寄せたり、あるいは美しい水辺の景色に涼を感じたり。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの感覚を研ぎ澄ませて、作品の声に耳を傾けてみてください。きっと新しい発見や驚きがあなたを待っているはずです !
出品目録 PDF 

気持ちを想像してみる
絵画に描かれた人物や動物がどこのだれで、どんなシチュエーションに置かれているのかをてがかりに、その人物や動物の感情を感じ取ってみましょう。また能面に彫り表された顔の表情から、それぞれの心情に思いをはせてみましょう。
音を聴いてみる
身近な動物や鳥、虫たちの鳴き声、活気にあふれる人々の喧騒、風や雨の音など、絵画や工芸品の中からきこえてくる様々な音色に耳を傾けてみましょう。
香りを嗅いでみる
特定のにおいをかぐことで、それに結びつく記憶や感情がよみがえる現象をプルースト効果と呼ぶように、五感のうち嗅覚は記憶と密接な関わりがあるとされます。作品に表された四季を彩る草花のかぐわしい香りや、潮風が運んでくる海の香りを感じてみましょう。
触った感触を想像してみる
3Dの立体物である工芸品の多くは、人の手で触れられることを前提に作られています。とくに茶道具では、手触りや重さが鑑賞のひとつのポイントにもなっています。
美術館では実際に作品に触れることはかないませんが、金属や焼きもの、木といった素材ごとの特性に加え、表面の状態を観察することで触った感触を想像してみてください。
味を想像してみる
美味しそうな柿やナス、いちじくは、実はかたい象牙で作られています。脚や胴体が動く伊勢海老は銀製です。どんな味がするのか想像してみてください。
また様々な飲食器は、美術館に収蔵される前は実際に使用されていたものです。あなたなら、どんなお料理を盛り付けますか。
温度を感じてみる
絵のなかに描かれたモチーフを手がかりに、場所や季節、時間を読み解いてみましょう。それがわかると暑い、寒い、湿り気がある、爽やかなどの気温まで感じられるようになるかもしれません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三井記念美術館 ] 

【展覧会】三井記念美術館|茶の湯の美学 ─ 利休・織部・遠州の茶道具 ─|’24年4月8日ー6月16日|終了

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三井記念美術館
茶の湯の美学 ── 利休・織部・遠州の茶道具 ──
会  期  2024年4月8日[木]ー 6月16日[日]
開館時間  10:00 ー 17:00(入館は 16:30まで)
休  館  日  月曜日(但し 4 月29日、5 月6日は開館)、5 月7日[火]は休館。
入  館  料  一般 1,200円/大学・高校生 700円/中学生以下無料
      * 70 歳以上の方は 1,000 円(要証明)。
      * 障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者 1 名は無料です。
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  三井記念美術館 / Mitsui Memorial Museum
      〠 103-0022 東京都中央区日本橋室町 2-1-1 三井本館 7 階
      お問い合わせ:050–5541–8600(ハローダイヤル) ▶ 交通アクセス  
主  催  三井記念美術館
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桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした、千利休・古田織部・小堀遠州の美意識を、三井家伝来の茶道具のなかから探ります。
千利休の「わび・さびの美」、古田織部の「破格の美」、小堀遠州の「綺麗さび」、3人の美意識を以上のようにとらえ、書画、茶碗・茶入・花入・水指・釡・茶杓など、各人の美意識から生まれた茶道具の名品・優品を多数展示いたします。
出品目録 PDF 

展覧会の趣旨
三井家から寄贈された美術品の中で茶道具は、江戸時代以来長年にわたり収集され蓄積したもので、数と質の高さにおいては他に例を見ないものです。茶の湯の歴史を研究する上でも貴重な作品群となっています。
今回の展覧会では、その中より桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした千利休・古田織部・小堀遠州の茶道具を選び、それぞれの美意識を探ります。
近年の茶道史研究では、茶の湯の歴史を問い直す研究が多く発表され、著名茶人の「作られた伝説」を見直し、「真実の姿」が追究されています。今回の展示はその動きを視野に入れながらも、3人の美意識を、利休の「わび・さびの美」、織部の「破格の美」、遠州の「綺麗さび」という従来の捉え方で展示を構成いたします。
茶道具という「物」そのものをご覧いただき、そこから利休・織部・遠州の美意識を感じ取り、茶の湯の美学という観点から3人の「真実の姿」に想いを馳せていただくことを趣旨としています。

展示構成
展示構成は以下のように展示室ごとのテーマで展示いたします。
展示室1   利休・織部・遠州の美意識
展示室2   国宝の名碗
展示室3   如庵 織田有楽の茶室
展示室4   千利休の美意識=わび・さびの美
      ○わび茶の師 ○利休の消息とゆかりの茶道具 ○千利休画像
      ○利休作・所持・在判の茶道具 ○利休が好んだ茶道具
展示室5   ○利休写
      古田織部の美意識=破格の美
      ○織部の消息と茶杓○歪 (ひずみ・ゆがみ)・沓形 (くつがた)
      ○破格の形の波及 ○志野・織部
展示室6   数棗と数香合
      ○利休形茶器十二 ○利休好・織部好の蒔絵の香合
展示室7   小堀遠州の美意識=綺麗さび
      ○墨跡・絵賛・歌切・消息 ○遠州の和歌色紙 ○中興名物の茶陶
      ○遠州が関わった茶陶 ○遠州作・所持の茶道具

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※ きわめて多彩かつ丁寧な展示解説が掲載されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三井記念美術館 ] 

【展覧会】三井記念美術館|NHK 大河ドラマ 特別展 「どうする家康」|’23年4月15日-6月11日|終了

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三井記念美術館
NHK 大河ドラマ特別展
「どうする家康」
会  期  2023年4月15日[土]- 6月11日[日] * 会期中、展示替えをおこないます。
会  場  三井記念美術館 / Mitsui Memorial Museum
      103-0022 東京都中央区日本橋室町 2-1-1 三井本館 7 階
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日 * 但し5月1日は開館
入  館  料  一 般 1,500円、大学・高校生 1,000円、 中学生以下 無 料
      * 当日、個人料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  三井記念美術館、NHK、NHKプロモーション
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2023年のNHK大河ドラマは、62作目となる「どうする家康」です。これまで数多くの大河ドラマに登場してきた徳川家康ですが、単独主役は1983年の「徳川家康」以来40年ぶりとなります。
家康が生きた戦乱の世は、まさに予期せぬことが次々に起きる時代。家康は、リーダーとして、たくさんの「どうする?」を突き付けられ、ピンチを招いた局面でも、決して逃げずに答えを出し続け乱世を終わらせました。先行きの見えないのは現代も同じ。今回の大河ドラマでは、家康を現代に通ずるリーダー像として、様々な人間との関係を大切に描いています。

本展覧会では、このNHK大河ドラマ「どうする家康」と連動し、徳川家康のほか、織田信長、豊臣秀吉など、様々な戦国武将にまつわる品々や、同時代の美術品・歴史史料などを紹介し、徳川家康と彼が生きた時代を浮き彫りにします。

<展示構成>
この展覧会は三井記念美術館に始まり、岡崎市美術博物館と静岡市美術館を巡回する展覧会です。展示作品は作品保護の観点から、会場ごとに異なりますが、展示の構成は共通しており、以下の章立てでの展示となります。

第 1 章  「家康誕生」― 今川からの独立と三河平定
第 2 章  「戦国乱世の選択」― 今川・武田との抗争
第 3 章  「豊臣大名徳川氏」― 豊臣政権下の家康
第 4 章  「天下人への道」― 関ヶ原から江戸開府
第 5 章  「大御所時代」― 駿府での生活と大坂の陣
第 6 章  「東照大権現」― 家康、神となる

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認のうえご観覧を
[ 詳 細 : 三井記念美術館

【展覧会】三井記念美術館|特別展 大蒔絵展 ── 漆と金の千年物語|’22年10月1日-11月13日|終了

三井記念美術館

三井記念美術館
特別展 大蒔絵展 ── 漆と金の千年物語
開催期間  2022年10月1日[土]-11月13日[日]
開館時間  10:00-17:00 * 入館は 16:30 まで
休  館  日   月曜日  大蒔絵展会期中(10/1ー11/13)は無休で開館 いたします。
* 10月24日[月]を除く)

入  館  料  一  般 1,300円、大  学・高校生 800円、中学生以下 無 料
      * 本展は予約なしで 入館いただけます。
問い合せ  ハローダイヤル:050-5541-8600
主  催  三井記念美術館、MOA 美術館、徳川美術館、朝日新聞社
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漆(うるし)で絵や文様を描き、それに金粉や銀粉を蒔きつけて装飾を施す「蒔絵-まきえ」は、日本文化において長きにわたり和様の美の象徴であり続けています。
本展覧会は、MOA 美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館が共同で開催するもので、平安時代以来の各時代を代表する名品に、現代の人間国宝を加えた選りすぐりの蒔絵を展観します。
さらに国宝「源氏物語絵巻」(徳川美術館蔵)をはじめとした物語絵巻や屛風、仏教経典、書跡、能の道具などを合わせて、3館で国宝 25 件、重要文化財 51 件を含む、計 188 件を紹介して、日本人が生み出してきた美の系譜をたどります。
本展覧会が蒔絵のみならず、漆工をはじめとした工芸や日本美術、日本文化の理解を深め、次代に伝えるきっかけとなることを願っております。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 三井記念美術館 展覧会 公式サイト

【展覧会】 三井家のおひなさま 三井記念美術館

三井家のおひなさま日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。
今年も三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を、一堂に公開いたします。

北三井家十代・高棟夫人の苞子(もとこ)(1869-1946)、十一代・高公夫人の鋹子(としこ)(1901-76)、高公の一人娘・浅野久子氏(1933 年生まれ)、伊皿子三井家九代高長(たかひさ)夫人・興子(おきこ)(1900-80)旧蔵の贅をつくした逸品が並びます。
とくに京都の丸平大木人形店・五世大木平藏が特別に制作した、浅野久子氏の幅3メートル、高さ5段の豪華なひな段飾りは必見です。

また展示室 7 では「三井家の薩摩焼」と題して、色絵薩摩の調度品や食器を紹介します。
展示室 1・2・3 では館蔵品による茶道具の名品、展示室 6 では「三井好 都のにしき」(水野年方筆)を展示します。

【 詳細 : 三井記念美術館   >> 出品目録はこちら(PDF) 】

【見逃せない展覧会】 書道博物館、東京国立博物館 東洋館八室 連携企画/『顔 真卿と唐時代の書』12 月1日両館同時開始

中国唐朝の「顔 真卿没後1230年」を期して開催される書芸展。本展は書道博物館と、東京国立博物館の連携企画であり、また同時期に開催される、三井記念美術館『三井家伝世の至宝』に展示される、虞世南筆「孔子廟堂碑」(唐拓孤本)、欧陽詢筆「宮成宮醴泉銘」(海内第一本)とも共鳴するものである。

世界史でも有数の国威を誇った唐時代の書は、王羲之らの東晋の書とは異なった美しさが追求された。
唐の四代書家とされる、欧陽 詢・虞世南・褚遂良・顔 真卿(709-85)は、王羲之の書法に基づきながら洗練された気風を盛りこんだ。
唐の時代に完成された最終書体である楷書がいかに完然であったのかは、その後あらたな書体が出現しなかったことからも容易に理解される。 [書道博物館]
20151117114437805_0001 20151117114437805_0002【 詳細 : 台東区立書道博物館 】
【 詳細 : 東京国立博物館 東洋館八室 】

【展覧会】 三井家伝世の至宝 展-三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年 記念特別展Ⅱ

三井家伝世の至宝展 三井記念美術館は平成17年10月8日に開館し、今年度開館10周年を迎えます。
これを記念して、記念特別展IIでは館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。

>> 出品目録はこちら(PDF)

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平成27年度は、公益財団法人三井文庫が、昭和40年5月14日に財団法人として東京都中野区上高田に開設してから50周年の年に当たります。
また、同財団の博物館類似施設であった三井文庫別館が、平成17年10月8日に中央区日本橋室町の三井本館7階に移転し、三井記念美術館として開館してから10周年の年でもあります。

この記念すべき年度として、当美術館では春季と年末年始の2回にわけて記念特別展を開催する運びとなりました。 春季の記念特別展Ⅰでは、「三井の文化と歴史」と題し、前期に「茶の湯の名品」、後期に「日本屈指の経営史料が語る 三井の350年」を開催し、それぞれ1万人を超える来館者があり、好評の内に終了することができました。

これに引き続き記念特別展Ⅱでは、「三井家伝世の至宝」を開催します。この展覧会では、館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・博物館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。

【 詳細情報 : 三井記念美術館