大和文華館
特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物
― パリから来た北斎・広重・北渓・岳亭 ―
会 期 2024年7月9日[火]- 9月1日[日]
前 期:2024年7月9日[火]ー 8月4日[日]
後 期:2024年8月6日[火]ー 9月1日[日]
休 館 日 毎週月曜日
* 7月15日[祝]・8月12日[振休]開館、7月16日[火]・8月13日[火]が休館
開館時間 午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
所 在 地 大和文華館
〠 631-0034 奈良市学園南1-11-6 TEL 0742-45-0544 FAX 0742-49-2929
入 館 料 一 般 950円 高校・大学生 730円 小学・中学生 無 料
* あべのハルカス美術館との相互割引を実施します
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協 力 ジョルジュ・レスコヴィッチ財団
────────────────────────
江戸時代の版画のうち、非売の、特別な注文によって制作された
北斎・広重などの摺物-すりもの-およそ250点を、前期・後期に分けて展示します。
江戸時代の版画のうち、販売用ではない、特別な注文によって制作された作品が褶物-すりもの-です。摺物は主として浮世絵師によって描かれ、数十、数百部しか作られなかったため、伝存するものが少なく、展示されることも多くはありません。しかし、特注品であるため、金銀や雲母を使った豪華なもの、彫摺に手間をかけたもの、特殊なテーマのもの、注文者の私的な事情や趣向がうかがえるものなど、売品にはない魅力をもつものも少なくありません。
この特別展は、パリ在住のジョルジュ・レスコヴィッチ氏の数百点に及ぶ褶物コレクションから、およそ260点を選んで、前期・後期に分けて展示するものです。展示品の大半は、全盛期ともいえる19世紀前半の江戸の褶物で、北斎やその門人の北渓・岳亭をはじめ、俊満・広重・英泉・国貞などの稀品を並べ、摺物文化のエッセンスを提示します。
なお、本展覧会は、あべのハルカス美術館で同時期(7月6日ー9月1日)に開催される「あべのハルカス美術館開館10周年記念 広重 ― 摺の極 ―」の連携展です。
特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物 開催期間中のイベント
◆7月21日(日)午後2時 特別講演
「江戸狂歌の楽しみかた」 法政大学教授 小林ふみ子氏
◆7月28日(日)午後2時 日曜美術講座
「江戸時代の摺物文化」 当館館長 浅野秀剛
◆8月4日(日)午後2時 講座美術の窓
連続講座「摺物 特注版画の魅力」 第2回「北渓・岳亭と北斎門人の摺物」 当館館長 浅野秀剛
※午後1時より 大和文華館講堂前で参加証(整理券)を配布いたします。(先着100名様)
※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大和文華館 ]