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【寄贈式】 江川活版製造所、江川次之進活字行商の図-武蔵野美術大学美術館・図書館と冨沢ミドリさん

『タイポグラフィ学会誌 07』所収、研究ノート「江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷」(タイポグラフィ学会 江川活版製造所研究会/板倉雅宣、内田 明、大石 薫、片塩二朗、松尾篤史 2014年11月30日)の資料となった「江川次之進活字行商の図」が、2015年06月12日、武蔵野美術大学美術館図書館に寄贈され、江川家縁者/冨沢ミドリ氏ほかも列席されて寄贈式が終了いたしました。

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この画軸は江川家・旦丘アサオカ家曽孫/冨沢ミドリ氏が長年にわたってたいせつに所蔵されていたものですが、右手に描かれていた「活字ホルダー」が奇縁となって、一旦朗文堂が保管にあたり、タイポグラフィ学会の資料として提供させていただいたものです。

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【 関連情報 : タイポグラフィ学会 NEWS
 

ここに『タイポグラフィ学会誌 07』所収、研究ノート「江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷」(江川活版製造所研究会/板倉雅宣、内田 明、大石 薫、片塩二朗、松尾篤史)も発刊されましたので、所蔵者:冨沢ミドリ氏のご意向をうけ、長期保存に対応していただける寄贈先を探しました。

幸い武蔵野美術大学/新島実教授をつうじて、武蔵野美術大学美術館・図書館への所蔵をひきうけていただき、同館館長/赤塚祐二教授、司書長/本庄美千代様、新島実教授、寺山雄策教授のお立ち会いをいただき、タイポグラフィ学会からは、山本太郎会長、小酒井英一郎理事、大石 薫、片塩二朗が同席いたしまして、無事に寄贈式を終了いたしました。

この間、タイポグラフィ学会、江川活版製造所研究会の皆さまの多大なるご協力をいただきました。箱書きは会員/伊藤 恵さんにお願いいたしました。皆さまのご協力にふかく感謝をいたします。
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