東京都美術館
源氏物語と江戸文化
The Tale of Genji and Edo Culture
会 期 2022年11月19日[土]- 2023年1月6日[金]
前期展示:2022年11月19日[土]-2022年12月18日[日]
後期展示:2022年12月20日[火]-2023年 1月 6日[金]
会 場 東京都美術館 ギャラリーB
休 室 日 ’22年11月21日[月]、12月5日[月]、19日[月]、29日[木]-’23年1月3日[火]
開室時間 9:30 - 17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 11月25日[金]、12月2日[金]、9日[金]、16日[金、23日[金]は
9:30-20:00(入室は 閉室30分前 まで)
観 覧 料 無 料
※ 事前予約なしで閲覧可能です。ただし混雑時に入場制限を行う場合があります
主 催 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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平安時代に紫式部が執筆した源氏物語は、江戸時代になると印刷技術の普及により、大衆に浸透します。人びとに広く受け入れられたことで、本文だけでなく、挿絵や註を付けたものから手軽く内容がわかるあらすじ本まで、源氏物語にかかわるさまざまな書物が出版されました。そして、江戸文化のなかで独自の発展を遂げ、例えば源氏物語を翻案した柳亭種彦著・歌川国貞(初代)画の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』が人気を博しました。この他にも、物語で描かれた四季折々の美しい情景を、ハレの場や身の回りの品に取り入れました。
本展では、江戸文化のなかで多様な広がりを見せる源氏物語について、東京都江戸東京博物館のコレクションを中心にその一端をご紹介します。
◉ みどころ
1. 江戸東京博物館のコレクションを紹介
江戸東京博物館のコレクションから、源氏物語にかかわる絵画資料や着物の文様を染めるための型紙を展示します。(展示替えがあります)
2. 大衆化する源氏物語
貴族や武家を中心に読まれていた源氏物語は、江戸時代に大衆化しました。読みやすく工夫された書物が出版されたほか、物語を意匠化したデザインを用いた着物や工芸品が制作されました。江戸文化のなかでさまざまにアレンジされた源氏物語の書物や工芸品をご紹介します。
3. 源氏物語をもとにした新たな物語『偐紫田舎源氏』
江戸時代後期、源氏物語を翻案した『偐紫田舎源氏』は一大ブームとなり、錦絵などの題材となりました。髷の先が二つに割れた海老茶筅髷というユニークな髪型をした主人公・足利光氏-あしかがみつうじ-にご注目ください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 ]