野村美術館
2024年春季特別展
野村得庵 席披茶会再現 ー神戸棲宜荘・熱海塵外荘ー
開催期間 2024年3月9日[土]- 6月9日[日]
前 期:3月 9日[土]- 4月21日[日]
後 期:4月27日[土]- 6月 9 日[日]
* 4月22日[月]- 26日[金]は展示替のため休館
会 場 公益財団法人 野村文華財団 野村美術館
〠 606-8434 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61 TEL:075-751-0374
開館時間 10:00-16:30(16:00 最終入館)
休 館 日 月曜日 (月曜が祝日の場合は翌日)
入 館 料 一 般 800 円、 高 大 生 300 円、 中学生以下 無 料
* 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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野村證券など金融財閥を築いた野村徳七(1878-1945)は得庵と号し、茶の湯と能楽に深く傾倒しました。得庵は住まいを神戸・住吉の地に建設し、棲宜荘と名付け、その敷地内に茶室を設け、茶の湯に親しみました。また京都別邸・碧雲荘の他に熱海にも別邸・塵外荘を建築し、棲宜荘・碧雲荘と同じく茶室を設え、生涯茶の湯を愉しみました。
前期展示では得庵が大正13年4月に棲宜荘で行った茶室の披露茶会を、
また後期展示は昭和16年4月に塵外荘で行った茶室の披露茶会の再現展示を試みました。
得庵の行った茶会を楽しんでいただけたら幸いです。
《主な展示作品》
[前期] 棲宜荘 席披茶会
「濃茶席・松欣庵」 :交趾菊蟹香合・天命乙御前釜・薩摩肩衝茶入 銘忠度・熊川茶碗 銘 霊雲・
藪内剣仲作茶杓 等
「書院」 山本梅逸筆 百花百虫図
「薄茶席・分銅間」 :青磁珠算玉花入・芦屋七宝地文釜・刷毛目茶碗 銘 四海兄弟・象牙茶杓・
佐野長寛作 城ヶ端塗菓子器 等
その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、棲宜荘建築資料なども合わせて展示
[後期]塵外荘 席披茶会
「濃茶席・鷗友軒」 :藤原定家筆 住吉消息・志野栄螺香合・芦屋真形霰桜柳文釜・坂本井戸茶碗・
砂張雷文樋口建水 等
「薄茶席・到月亭」 :伝梁楷筆 普化振鈴図・胡銅六角口紋花入・交趾飛竜香合・古染付桜川水指・
樂一入作 赤茶碗 銘 春雨 等
その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、塵外荘建築資料なども合わせて展示
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 野村美術館は春期・秋季の年に二回展のみを開催しています。ここだけはひっそりとお勧め館。
[ 詳細 : 野村美術館 ]