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【展覧会】野村美術館|2022年秋季特別展|千利休生誕500年 利休茶の湯の継承|’9月10日-12月11日|春秋年に二回だけ開催 前後期二部制

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野村美術館
2022年秋季特別展
千利休生誕500年 利休茶の湯の継承
開催期間  9月10日[土]-12月11日[日]
         前 期:2022年09月10日[土]-10月23日[日]
         後 期:2022年10月25日[火]-12月11日[日]
      * 前期と後期で全面的に展示替をおこないます
会  場  野村美術館
      606-8434  京都府京都市左京区南禅寺下河原町61      
開館時間  10:00-16:30(16:00最終入館)
休  館  日  月曜日 (月曜が祝日の場合は翌日)
入  館  料  一 般 800円、 学 生 300円、障がい者 300円、 中学生以下 無 料
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十六世紀初頭に成立したと考えられる茶の湯は、その後も発展を続け千利休の活躍した時代、すなわち十六世紀末期になり「侘数寄」の理念が確立され、現在まで続く礎を築き上げます。
利休没後十七世紀になると、古田織部をはじめ、小堀遠州、金森宗和・片桐石州など後世「茶匠」と称される人物がきら星の如く出現し、それぞれの茶の湯を展開していきます。その多くは前世紀とは異なり、より多くの人々に茶の湯を理解してもらい、また楽しんでもらうためにさまざまな工夫をします。
今回の展示ではこれらの茶匠たちの茶の湯を、遺された茶会記によって復元することを試みました。もっとも特定の茶会そのものを完全に復元することは困難ですので、それぞれの茶匠たちの茶会記を通じて、よく使われた類似の茶道具や、かれら自身の手になる、あるいは指導して作らせた茶道具を組み合わせて濃茶または薄茶の席を構成しています。

《主な展示作品》
* 美術品の状態などの事情により、展示を変更する場合がございます。何卒ご了承下さい。
○ 前   期
古田織部宛 伊達政宗書状・近衛信尹筆 慧遠法師画賛・千宗旦作 瓢花入 銘不倒翁・菊桐秋草蒔絵雪吹・千宗旦作茶杓 銘道成寺・小堀遠州共筒茶杓 銘日吉・丹波 南蛮頭巾水指・織部 暦絵茶碗・御本立鶴茶碗・高取茶碗 銘香久山・古田織部在判蓋置 等

○ 後   期
宗峰妙超筆 白雲偈頌・片桐石州筆 春日同詠夕鶯和歌懐紙・胡銅立鼓花入・仁清 羽子板香合・芦屋三光三如釜・古瀬戸 藤四郎肩衝茶入・盛阿弥作 尾長鳥蒔絵棗・仁清 菊花文水指・小堀遠州・權十郎作 二本入茶杓・千宗旦共筒茶杓 銘東山・宗和呉器茶碗 等

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 野村美術館 ]

【展覧会】野村美術館|2021年 秋季特別展|深まりゆく秋 ── 初秋・晩秋の取り合せ ──|’21年9月11日-12月5日

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野村美術館
2021年 秋季特別展
深まりゆく秋 ── 初秋・晩秋の取り合せ ── 
開催期間  2021年9月11日[土]-12月5日[日]
      [前期:9月11日-10月24日 後期:10月26日-12月5日]
      * 前期と後期で全面的な展示替を行います
開館時間  10:00-16:30(16:00 最終入館)
休  館  日  月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
入  館  料  一 般 800円、学 生 300円、障がい者 300円
会  場  野村美術館 606-8434 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61 
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日本人は季節のうつろいに敏感であるといわれますが、茶の湯もまたことのほか、季節感を重要視します。
茶道具だけなく、茶料理や茶菓子にもその季節にふさわしい物を用い、意匠を凝らし、また茶席で身に付ける着物も季節に応じて替えていきます。

今回の展示ではそのような茶道具における季節感に焦点をあて、「深まりゆく秋」をテーマに、
前期では残暑のなか涼をよぶ一陣の風にのって届く虫の声、長寿を願って菊の花をくるむ着せ綿の故事などに思いを馳せる初秋の取り合せ、
後期では夜長の無聊を慰める月の満ち欠け、川面をはしる楓や山を錦に染める紅葉などを思い描く晩秋の取り合せを試みてみました。
秋の茶の湯の雰囲気を存分にお楽しみください。

のむら01のむら02 * 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 野村美術館

相互割引
〔京都東山 美術館さんぽ〕
本展の半券提示で下記展覧会の一般入館料800円が700円になります。
※ほかの割引との併用はできません。

泉屋博古館おもて野村美術館
「深まりゆく秋 -初秋・晩秋の取り合せ-」
後期:10月26日[火]-12月5日[日]