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【良書紹介】「ミツカン水の文化センター」機関誌|『水の文化』 第65号発刊|特集「船乗りたちの水意識」

水の文化誌65

ミツカン水の文化センター
機関誌『水の文化』65号
船乗りたちの水意識
水が及ぼす浮力によって人やモノを運ぶ船は、鉄道や自動車、飛行機よりもずっと昔から、私たちの暮らしと社会を支えてきた。今日の文明は船があったからこそともいえる。
島国・日本が輸出入をほぼすべて船に頼っているように、船は今も重要だ。そして、大小の船を操る「船乗り(船員)たち」は、物理的にも心理的にも常に水と接しているし、水は船上で貴重なものだ。
船乗りたちの水に対する感覚や節水意識は、日常生活を陸上で過ごす私たちとやはり違うのだろうか? 海上での生活における水はどのような存在なのか。
主に外洋を舞台とする船乗りたちの水への向き合い方、そして海によって隔絶された船上におけるコミュニケーションや自然観を探る。

intro横浜港新港ふ頭5号岸壁に停泊する海技教育機構の練習船「海王丸」(撮影:川本聖哉)
ミツカン 水の文化センター WebSite ゟ

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【良書紹介】ミツカン 水の文化センター |『水の文化』64号|特集 氷河が教えてくれること

64水の文化

ミツカン 水の文化センター
『水の文化』64号
特集 氷河が教えてくれること
「氷河」と聞いて、何を思い浮かべるだろう。巨大な氷の塊がゆっくりと海に落ちていく壮大な風景だろうか。それともペンギンやアザラシだろうか。

地球上にある淡水のうち、約70%が氷河や氷山として固定されている。そして氷河は陸地面の10-12 % を占め、真水を地表に留める重要な役割を担っている。
その氷河の水はヒマラヤなどで灌漑用水や水力発電に使われているし、北半球北部の都市では多くの人々が氷河の痕跡の上で今も暮らしている。
そもそも私たちの多くは、氷河のことをあまりよく知らない。氷河と私たちの関係を、歴史も含めて読み解いてみたい。

introニュージーランド「タスマン氷河」の空撮。氷河が削ってできた谷は U 字のカーブを描く。
右の山はクック山(ミツカン 水の文化センター WebSite ゟ 撮影:岩田修二さん)

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【良書紹介】「ミツカン水の文化センター」の機関誌|『水の文化』 第63号発刊|特集「桶・樽のモノ語り」

63水の文化

ミツカン 水の文化センター
『水の文化』63号
桶・樽のモノ語り
水をはじめとする液体を貯蔵、あるいは運ぶために使われてきた桶と樽。桶とは桶側-おけがわ・箍-たが・底板からなる木製の容器のことであり、樽はその桶に蓋を付けて密閉できるようにしたものだ。
江戸期の日本は世界でも有数の桶と樽の生産地であり、昭和初期まで人々の暮らしのみならず産業や経済を支えていたのは桶と樽だ。戦後、桶と樽はあまり使われなくなったが、今でも桶や樽にこだわる人は存在する。

持続可能性が求められる現代において、今なお使いつづけられる桶と樽の価値とはいったい何なのか。大型の貯水・貯蔵装置の視点から考えたい。

mizunobukka  63木桶がひしめくしょうゆのもろみ蔵。この蔵独特の生態系をつくるのに木桶の果たす役目は大きい(香川県・小豆島のヤマロク醤油にて) ミツカン 水の文化センター WebSiteゟ

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