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【展覧会】 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画 呉昌碩とその時代 ─ 苦鉄没後90年 ─ 開催中 3月初旬まで

20171213204841_00003 20171213204841_00004呉 昌碩うら東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画
呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―

清時代の末期から中華民国の初期にかけて、書・画・印に妙腕をふるった呉昌碩(1844-1927)は、300年近く存続した清王朝の悼尾を飾る文人として知られています。

 呉昌碩は終生にわたって紀元前5世紀ごろの古代文字である石鼓文(せっこぶん)の臨書に励み、その風韻を書・画・印に結実させました。不器用なまでの重厚な運筆の中にも、キラリと光る輝きを秘めた作風は多くの人々を魅了し、日本にも熱烈な愛好者がいます。

今年度は呉昌碩の没後90年にあたります。このたび15回目を迎える東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画では、呉昌碩の若き模索時代から最晩年までの作品を概観し、その業績を顕彰します。

また4年ぶりに台東区立朝倉彫塑館を加えた3館のスペシャル企画として、呉昌碩と日本との交流にも焦点をあて、実は意外に身近な存在であった呉昌碩像を浮き彫りにします。在世中から内外で高い評価を博した呉昌碩の魅力を、台東区内で近接する3館で存分にお楽しみください。
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* 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 三館共同企画ですが、開始日・展示内容・展示替え日・終了日が各館でことなります。
* リンク先で十分開催日時、展示内容を確認の上ご参観ください。
東京国立博物館  アジアギャラリー 東洋館第八室
台東区立書道博物館
  ☆ 後期展示開始:2月11日まで蘇軾「行書李白仙詩巻」(重文)を公開中!
台東区立朝倉彫塑館
☆ 初出:2017年12月13日