アダナ・プレス倶楽部 恒例「餅と餃子の会」 and More

《ご報告が遅れました! 2013年12月某日 アダナ・プレス倶楽部 餅モッチ 餃子の忘年会》
どういう訳かお餅が大好きな会員が多い〈朗文堂 アダナ・プレス倶楽部〉。
遠方の会員のかたのご参加がむずかしいのは残念だが、〈新潟山山倶楽部〉なども結成され、各地で「○○ アダナ・プレス倶楽部忘年会」を開催されているようである。
報告が遅くなりましたが、年末恒例の〈アダナ・プレス倶楽部 餅と餃子の会―餅モッチ 餃子の忘年会〉の模様を紹介いたします。DSCN1593 DSCN1630 DSCN1640 DSCN1636最初に到着されたのは小酒井さん。ふだん調理などはまったくされない社長業の小酒井さんに、大石が、皮むき器とおおきな大根を渡ししながら、
「コレ、使い方はわかりますか?」
とたずねたところ、
「はい。去年ここではじめて使ったのでわかります」
との返答。そうであった。一昨年末のアダナ・プレス倶楽部忘年会でも、小酒井さんに大根おろしの製作担当をお願いした。小酒井さんはさっそくエプロンを着用され、いささかおぼつかない手つきで、大根の皮をむき、すりおろし作業を開始。

写真を見ると、このころのエプロンのカラーはまだ、俗称「ケロンパ・エプロン」とされた、あかるい緑色である。わずかな期間とはいえ、もはや懐かしいものとなった。
クリーニングと染めなおしを経て、再生した濃緑色のエプロンを着用し、郷里の北陸にもどられた正成みゆきさん製作「巨大 凸凹 スタンプ」を手にしているのは大石薫。したがってカメラマン不在となり、やおらやつがれの出番となった。
使命感に燃えて懸命に撮影したが、どういうわけか首から上がフレームからはずれてしまった。他意は無い。ただカメラが苦手なだけである。

〈アダナ・プレス倶楽部 餅と餃子の会―餅モッチ 餃子の忘年会〉では、餅も撞くし(最近は機械だけど)、餃子の皮も、練りからはじまり、本格的なフリルつき? 具材もすべて手づくりである。
アダナ・プレス倶楽部宴会部長の異名をもつ、真田幸文堂と横ちゃんは、このときばかりは黙黙と具材製作に励む。真田幸文堂は餃子の皮を練り、ちねって、伸す係り。横ちゃんは、餃子の具を練り込み、小分けし、詰め込む係り。
ふたりの熱中と沈黙をよそに、その間(横目でチラチラ、そして無視)女性陣はお酒を片手に、旺盛な食欲を発揮。そしてにぎやかに談笑。
上) 〈朗文堂花筏 画像検索〉で常時上位にランクされている横ちゃん。台湾夜市 士林 名物巨大フライチキンを食す。 【リンク:朗文堂好日録-025 台湾の活版印刷と活字鋳造 日星鋳字行 +台湾グルメ、圓山大飯店、台湾夜市、飲茶 2012年10月06-08日】

ところでここの写真には、たれよりも餅好きな、雨と酒の神:バッカス松尾の姿がみられない。バッカス松尾は年末の残業で、あらかたの料理が無くなり、雑煮の餅もトロトロとなりかけたときに駆けつけた。
ところで小酒井さん、この時期の週末は忘年会数件を掛け持ちで大忙し。今年も巨大大根をすり下ろしたところでタイムアウト。昨年と同様に、餃子も餅も食さぬまま、名残惜しそうに次の会場へと出かけられた。

アダナ・プレス倶楽部 Website には飲食の情景が多いが(一部で顰蹙)、まぁたまのことでもあり(しばしばという説も)大目にみていただきたい。
以下順不同で、年一回、製作の苦しみ ? から解放されて、お餅と餃子とお酒を楽しまれている会員の皆さんを、アダナ・プレス倶楽部Websiteの奥座敷ともいえる、ここ「アダナ・プレス倶楽部コラム欄」に紹介したい。
DSCN1599

DSCN1629 DSCN1628 DSCN1626 DSCN1624 DSCN1622 DSCN1621 DSCN1612 DSCN1611 DSCN1602 DSCN1631────────
それから数日後、アダナ・プレス倶楽部会員:田中智子さんの誕生日。ご本人のご希望で、ひっそりとケーキ・パーティ。こうして2013年は暮れていったのでした。
DSCN1722 DSCN1729