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第16回 活版ルネサンスフェアの記録

DSCN4077 DSCN4073活版ルネサンスWeb活版ルネサンス来場記念カード
第16回 活版ルネサンスフェア
と き * 2014年04月29日[火・祝]-30日[水] 13:30―19:00
ところ * 朗 文 堂 4 F-B
主 催 * 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

 160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ 来場ご案内マップ ]

初日は曇天、二日目はあいにく肌寒い天候不順の日でしたが、両日ともたくさんのお客さまをお迎えして、《第16回 活版ルネサンスフェア》は盛況裡に終了いたしました。
ご来場ありがとうございました。

今回は新機種 Salama-21A の初登場もあって、いっときは狭い会場が大混雑の様相を呈しました。
また昨年から、アダナ・プレス倶楽部は東京でのイベント《活版凸凹フェスタ》を中断して、全国縦断イベント《Viva la 活版》シリーズを展開中です。そのために久しぶりに拝見する懐かしいお顔もおおく、両日とも展示・販売会というより、さながら、活版造形者の皆さまとの、心弾む交流会の様相を呈しておりました。
活版ルネサンスの歩みの、たしかな手応えを感じさせていただいた二日間でした。
簡略紹介はアダナ・プレス倶楽部ニュース欄でご報告いたしましたが、「交流会」のたのしい様子は、ここ〈 活版アラカルト 〉コーナーで紹介いたします。
DSCN4040sala22663 sala22657 sala22630《初日:04月29日、写真撮影タイムは、お客さまの足が途切れたときでした》
両日とも、お客さまの足は途絶えること無くつづきました。接客時間中は写真撮影担当者もそ
れどころではありません。ようやく一区切りついたとき、「そうだ! 撮影だ。カメラ、カメラ」となります。
初日は6?歳にしてにわかにカラオケに目覚めた小酒井英一郎さんが大活躍。
そしてたそかれどきからは、南米音楽の専門家  ケペル木村 さんもご来場いただき、活版談義はサンバとボサノバのリズムにのせて、あつく盛り上がっておりました。
DSCN4054 DSCN4053DSCN4059 DSCN4060────── 以下の写真は、アダナ・プレス倶楽部会員/山口久美子さん提供
DSC_4000 DSC_4001 DSC_4003《二日
目:04月30日、アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまと、Viva la 活版 Viva 美唄参加者のあつい交流会》
二日目はあいにくの肌寒くてときおり小雨交じりの一日でした。こんな日は熱心な会員の皆さんが中心となり、〈Viva la 活版〉のおもいでばなしと、ことしの〈Viva la 活版〉の企画に話題が集中します。連休後半に最後の詰めの打ち合わせをおこない、まもなく、ことしの〈Viva la 活版 ???? ????〉の詳細を発表できるかと存じます。当然撮影はいったん中止です。

そんななか、黙黙と2時間余にわたってイギリスの活版事情の動画をごらんになり、さらに〈アダナランド国王陛下 VS アダナ・プレス倶楽部〉との交流記録を熱心にご覧になっていたのが「溝活版:横溝健志さん」でした。横溝さんは母校:武蔵野美術大学で長年教授職にあり、現在は同校の名誉教授でいらっしゃいますが、けっして偉ぶることはなく、後進の若者たちとあつく活版造形をかたられておられました。
そしていつのまにか山積みになっていた資材も減って、次回の〈活版ルネサンス〉と、〈Viva la 活版〉イベントに話題が移っていきました。

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アダナ・プレス倶楽部 恒例「餅と餃子の会」 and More

《ご報告が遅れました! 2013年12月某日 アダナ・プレス倶楽部 餅モッチ 餃子の忘年会》
どういう訳かお餅が大好きな会員が多い〈朗文堂 アダナ・プレス倶楽部〉。
遠方の会員のかたのご参加がむずかしいのは残念だが、〈新潟山山倶楽部〉なども結成され、各地で「○○ アダナ・プレス倶楽部忘年会」を開催されているようである。
報告が遅くなりましたが、年末恒例の〈アダナ・プレス倶楽部 餅と餃子の会―餅モッチ 餃子の忘年会〉の模様を紹介いたします。DSCN1593 DSCN1630 DSCN1640 DSCN1636最初に到着されたのは小酒井さん。ふだん調理などはまったくされない社長業の小酒井さんに、大石が、皮むき器とおおきな大根を渡ししながら、
「コレ、使い方はわかりますか?」
とたずねたところ、
「はい。去年ここではじめて使ったのでわかります」
との返答。そうであった。一昨年末のアダナ・プレス倶楽部忘年会でも、小酒井さんに大根おろしの製作担当をお願いした。小酒井さんはさっそくエプロンを着用され、いささかおぼつかない手つきで、大根の皮をむき、すりおろし作業を開始。

写真を見ると、このころのエプロンのカラーはまだ、俗称「ケロンパ・エプロン」とされた、あかるい緑色である。わずかな期間とはいえ、もはや懐かしいものとなった。
クリーニングと染めなおしを経て、再生した濃緑色のエプロンを着用し、郷里の北陸にもどられた正成みゆきさん製作「巨大 凸凹 スタンプ」を手にしているのは大石薫。したがってカメラマン不在となり、やおらやつがれの出番となった。
使命感に燃えて懸命に撮影したが、どういうわけか首から上がフレームからはずれてしまった。他意は無い。ただカメラが苦手なだけである。

〈アダナ・プレス倶楽部 餅と餃子の会―餅モッチ 餃子の忘年会〉では、餅も撞くし(最近は機械だけど)、餃子の皮も、練りからはじまり、本格的なフリルつき? 具材もすべて手づくりである。
アダナ・プレス倶楽部宴会部長の異名をもつ、真田幸文堂と横ちゃんは、このときばかりは黙黙と具材製作に励む。真田幸文堂は餃子の皮を練り、ちねって、伸す係り。横ちゃんは、餃子の具を練り込み、小分けし、詰め込む係り。
ふたりの熱中と沈黙をよそに、その間(横目でチラチラ、そして無視)女性陣はお酒を片手に、旺盛な食欲を発揮。そしてにぎやかに談笑。
上) 〈朗文堂花筏 画像検索〉で常時上位にランクされている横ちゃん。台湾夜市 士林 名物巨大フライチキンを食す。 【リンク:朗文堂好日録-025 台湾の活版印刷と活字鋳造 日星鋳字行 +台湾グルメ、圓山大飯店、台湾夜市、飲茶 2012年10月06-08日】

ところでここの写真には、たれよりも餅好きな、雨と酒の神:バッカス松尾の姿がみられない。バッカス松尾は年末の残業で、あらかたの料理が無くなり、雑煮の餅もトロトロとなりかけたときに駆けつけた。
ところで小酒井さん、この時期の週末は忘年会数件を掛け持ちで大忙し。今年も巨大大根をすり下ろしたところでタイムアウト。昨年と同様に、餃子も餅も食さぬまま、名残惜しそうに次の会場へと出かけられた。

アダナ・プレス倶楽部 Website には飲食の情景が多いが(一部で顰蹙)、まぁたまのことでもあり(しばしばという説も)大目にみていただきたい。
以下順不同で、年一回、製作の苦しみ ? から解放されて、お餅と餃子とお酒を楽しまれている会員の皆さんを、アダナ・プレス倶楽部Websiteの奥座敷ともいえる、ここ「アダナ・プレス倶楽部コラム欄」に紹介したい。
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それから数日後、アダナ・プレス倶楽部会員:田中智子さんの誕生日。ご本人のご希望で、ひっそりとケーキ・パーティ。こうして2013年は暮れていったのでした。
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