日本の美術、とくに古美術は西洋美術にくらべてむずかしい、あるいはなんとなく敷居が高い、という声をよく耳にします。日本の古美術の解説に用いられる耳慣れない専門用語が鑑賞のさまたげになっていると考えられる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、逆にそれらの用語を少しでも覚えてしまえば、見方や興味が広がり、日本の古美術の面白さやすばらしさをさらに深く体感できるようになるはずです。
この展覧会では絵画の技法やその用語を、とくに墨と金の使用法を中心に、作品を例にとってやさしく解説しています。皆様の鑑賞がより深まれば幸いです。
主要展示作品 : 四季草花図屏風 喜多川相悦/愛染曼荼羅/洛中洛外屏風/山水図 雲渓永怡筆 沢庵宗彭
◯ 会 期 7月23日[土]-9月4日[日]
◯ 会 場 根津美術館 展示室 1 ・ 2
◯ 休 館 日 月曜日
◯ 開館時間 午前10時-午後5時 (入館は午後 4 時30分まで)
◯ 入 場 料 一般1100円、学生[高校生以上]800円 *中学生以下は無料
【 詳細 : 根津美術館 】