【展覧会】国立公文書館|平成31年春の特別展 江戸時代の天皇|4月6日-5月12日

20190307150852_00001 20190307150852_00002

国立公文書館
平成31年春の特別展 江戸時代の天皇
会  期  平成31年4月6日[土]-5月12日[日]
開館時間  月-水、土、日、祝日  午前9時45分-午後5時30分
      木・金曜日       午前9時45分-午後8時  * 祝日を除く
      ※入館は、それぞれ閉館30分前まで(特別展は、期間中無休)
会  場  国立公文書館 本館
入  場  料    無 料
────────────────
平成31年(2019)は天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位が行われます。
本展では、この御退位・御即位を記念し、江戸時代の天皇について取り上げます。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら天下人が登場し、それに続く江戸幕府による支配の中で、天皇・朝廷はどのように渡り合い、関係を構築していったのか。光格天皇による朝廷儀式の再興、江戸時代の元号の選定と改元などについて、当館所蔵の絵巻物や公家日記などを中心に御紹介いたします。

【 詳細: 国立公文書館 】 

主な展示資料

3104_01桜町殿行幸図
文化14年(1817)3月22日、光格天皇が禁裏御所を出て、上皇の御所である「桜町殿」へ向かう行幸の行列を描いた、上下巻あわせて全長約45メートルに及ぶ長大な絵巻です。天皇の乗物である「鳳輦-ほうれん」や、行列見物の人々、京都所司代による警固の様子などが描かれています。

3104_02 (1)礼儀類典
常陸水戸藩主徳川光圀が『大日本史』編纂の過程で、朝廷古来の行事や儀式(朝儀)が衰退している状況を憂慮し、編纂させた書。書名は霊元上皇の命名です。光圀没後の宝永7年(1710)、ときの水戸藩主・徳川綱條から浄書本515巻が幕府へ献上されました。画像は天皇の玉座である高御座-たかみくら。紅葉山文庫旧蔵。

3104_03公武御用日記
江戸時代、朝廷と幕府をつなぐ朝廷側の窓口となったのは武家伝奏という役職に就いた公家でした。画像は文化14年(1817)から天保2年(1831)まで武家伝奏を勤めた広橋胤定の公武御用日記。広橋家旧蔵。

【 詳細: 国立公文書館 】 { 活版アラカルト まとめ