九州国立博物館
新春特別公開 徳川美術館所蔵
国宝「初音の調度」
会 期 令和2年1月1日[水・祝]-1月26日[日]
展示場所 文化交流展示室 第11室
休 館 日 月曜日 * 2月24日[月・休]は開館、2月25日[火]は休館
開館時間 日曜日・火曜-木曜日 9時30分-17時00分(入館は16時30分まで)
金曜日・土曜日[夜間開館]9時30分-20時00分(入館は19時30分まで)
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徳川美術館に所蔵される国宝「初音-はつね-の調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、寛永16年(1639)、尾張徳川家二代光友に嫁とつぐ際に制作された婚礼調度です。
「初音」という名称は、この調度を飾る文様が、『源氏物語』「初音」帖に題材を得ていることに由来します。金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵技術を尽くして制作された豪華な調度は、わが国の漆芸史上、白眉として名高いものです。
第 9 回目となる今回は、この国宝「初音の調度」のうち、乱箱-みだればこ、長文箱-ながふばこ、短冊箱-たんざくばこ-の 3 件を展示いたします。また、同じ『源氏物語』をモチーフとした絵画や、盛岡藩主南部家ゆかりの婚礼調度も合わせてご紹介いたします。
新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度。皆様どうぞゆっくりとお楽しみください。