【展覧会】渋谷区立 松濤美術館|パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展|’19年12月7日-’20年1月31日

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渋谷区立 松濤美術館
パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華
サラ・ベルナールの世界展
会  期  2019年12月7日[土]-2020年1月31日[金]
      * 会期中展示替えがあります
入  館  料  一般 500円、大学生 400円、高校生・60歳以上 250円、小中学生 100円
休  館  日  月曜日(ただし1月13日は開館)、12月29日[日]-1月3日[金]、1月14日[火]
主  催  渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
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フランス出身の女優、サラ・ベルナール(1844*‐1923)は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活動しました。パリで女優として成功を収めた後は、ヨーロッパ諸国やアメリカなどフランス国外にも活躍の場を広げました。また、自らの一座を立ち上げ劇場経営にも携わったほか、アーティストとして彫刻作品の制作を行うなど、生涯にわたって幅広い活躍を続けます。

サラは画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)や宝飾デザイナーのルネ・ラリック(1860-1945)など、若き芸術家たちの才能をいち早く見出し、パトロンとしてその活動を庇護したことでも知られています。
このようにサラはのちにアール・ヌーヴォーの旗手となる芸術家たちが大成する素地を作っただけでなく、そのデザインの成立にも深く関わった人物であったことがわかります。

本展は、サラの人生を当時の貴重な写真や肖像画、舞台衣装や装飾品のほか、ミュシャやラリックによる作品をもとに通覧する、日本初の展覧会です。また、彼女が生きたベル・エポックの時代に制作された華やかなポスター作品なども展示し、サラ・ベルナールの世界を多面的にご紹介します。
*サラの生年については諸説ありますが、本展では1844年に生まれたとする説を採用しています。

[ 詳細: 渋谷区立松濤美術館 ] {活版 à la carte まとめ