【展覧会】そごう美術館|アーツ・アンド・クラフツとデザイン|ウィリアム・モリスから フランク・ロイド・ライトまで|’23年9月16日ー11月5日|終了

そごう0901

そごう美術館
アーツ・アンド・クラフツとデザイン
ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
会  期  2023年9月16日[土]ー 11月5日[日]
会  場  そごう美術館
      神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045-465-5515 〔美術館直通〕
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休  館  日  会期中無休
入  館  料     【 事前予約不要 】
      一 般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下 無 料
主  催  そごう美術館
──────────────────────そごう0902◆ そごう美術館|アーツ・アンド・クラフツとデザイン|ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで ◆

19世紀後半にイギリスで興ったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以降急速に失われつつあった手仕事による制作活動を取り戻すこと、さらには、生活と芸術の一体化することを目指しました。中心人物となったウィリアム・モリス(1834ー1896)の思想と実践は、同時代の作家に広く受け入れられ、イギリス全体、そして世界各地へと広まります。
アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)らも参加し、運動は新たな展開を見せました。
手仕事の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動は、美術や工芸、建築だけにとどまらず、産業や人々の生活文化にも影響を与え、その思想は現代の日本にも息づいています。
本展では、各地の歴史や文化を反映し発展したアーツ・アンド・クラフツ運動の歩みを、テキスタイルや壁紙・家具・金工など、約170点の作品を通じてご紹介いたします。

<展覧会のポイント>
1.ウィリアム・モリス
アーツ・アンド・クラフツ運動の中心人物となったウィリアム・モリス。手仕事が生活と結びついていた中世を理想とし、多方面にわたって精力的に活動しました。モリスの多様な仕事の中から、壁紙、ファブリック、そして晩年のライフワークとなったケルムスコット・プレスなど、代表作をご紹介します。
2.アーツ・アンド・クラフツの展開
モリスの思想と実践は、当時の人々に大きな影響を及ぼします。ウォルター・クレインやヴォイジー、ド・モーガン、アシュビーら芸術家たちは、壁紙・タイル・家具・金工など様々な分野にわたって作品を生み出しました。また、アーツ・アンド・クラフツ運動は、リバティ商会をはじめとする企業の活動によっても広がりを見せます。本展では、イギリスを中心とした、アーツ・アンド・クラフツ運動の豊かな展開をご覧いただけます。
3.アメリカにおけるアーツ・アンド・クラフツ
世界各地へと広がったアーツ・アンド・クラフツ運動は、その地の文化や風土、社会情勢を反映し展開していきます。アメリカでは、機械工業を柔軟に取り入れることで、独自の発展を遂げました。本展では、ティファニー・スタジオやフランク・ロイド・ライトなどの作品を紹介いたします。また特別展示として、フランク・ロイド・ライトの作品《マーティン邸のステンドグラス・ドア》と、映像とのコラボレーションをお楽しみいただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館 公式サイト ]