【展覧会】ギャラリー エー クワッド|川俣 正「アパートメント・プロジェクト」|1982-86 ドキュメント展 ~TETRA-HOUSEを中心に~|’23年7月7日-9月7日|終了

20230706201703_00019

川俣正「アパートメント・プロジェクト」 1982-86 ドキュメント展
~ TETRA-HOUSE を中心に ~
会  場  GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド) 
      136-0075 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店 1 F
会  期  2023年7月7日[金]- 9月7日[木]
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は 17:00 まで)  
休  館  日  日曜・祝日、8月11日[金・祝]- 8月20日[日]  
入  館  料  無 料
主  催  公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
協  力  BankART1929、TEMPORARY SPACE、ZEIT-FOTO、
      コバヤシ画廊、ギャルリー東京ユマニテ
会場構成・設営  川俣正+株式会社 鈴木事務所
お問合せ  ギャラリー エー クワッド事務局   TEL 03-6660-6011
────────────────────20230706201703_00020◆ ギャラリー エー クワッド|川俣 正「アパートメント・プロジェクト」|1982-86 ドキュメント展   ~TETRA-HOUSEを中心に~|
川俣正は、東京藝術大学在学中から木材によるインスタレーション作品を発表し、28 歳の若さで1982 年のヴェネチア・ビエンナーレ日本代表に選出、国際舞台に躍り出ます。帰国後、作品の発表の場をアパートの一室などの生活空間に変え、日常的な空間の位相からの “ KAWAMATA” 美術を立ち上げます。これは昨今の制作・運営を一般の人々と共にするアート・プロジェクトの先駆的な試みの一つになりました。

本展の主要作品となる1983 年「TETRA-HOUSE 326 PROJECT」(札幌)は、一軒家の提供から予算・広報・記録等運営を地域住民、学生その他が担い、制作ドキュメント展、座談会、記録集発行などを実施した好例となり、その後のより多彩、大規模に展開する “KAWAMATA” プロジェクトの基点となりました。ここで川俣正が、人と美術との関わり方を問い直した衝撃が、札幌のアート・シーンに大きな影響を与えたことは間違いありません。
本展は、1982-86 年の川俣正による各地でのアパートメント・プロジェクトの全貌をドキュメントとして紹介いたします。会場構成は川俣正です。

◆ 作家プロフィール ◆
川俣 正(美術家)
1953 年北海道生まれ。フランス在住。
東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、同大大学院博士課程満期退学。
82 年のヴェネチア・ビエンナーレ以降、世界各国の国際展やグルー
プ展に参加。横浜トリエンナーレ 2005 では総合ディレクターを
務める。東京藝術大学先端芸術表現科、パリ・エコール・デ・ボザー
ルで教授歴任。2013 年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド