国立映画アーカイブ
企画展 和田誠 映画の仕事
会 期 2023年12月12日[火]- 2024年3月24日[日]
会 場 国立映画アーカイブ 展示室(7階)
104-0031 東京都中央区京橋 3-7ー6
お問い合わせ(9時-20時)ハローダイヤル:050-5541-8600
開室時間 11:00 am - 6:30 pm(入室は 6:00 pm まで)
* 1/26、2/23の金曜日は 11:00 am - 8:00 pm(入室は 7:30 pm まで)
休 室 日 月曜日および12月26日[火]- 1月4日[木]は休室
観 覧 料 一 般 250円 / 大学生 130円 / 65歳以上、高校生以下及び18歳未満 無料
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協 力 和田誠事務所、多摩美術大学アートアーカイヴセンター
主 催 国立映画アーカイブ
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日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936-2019)にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもありました。
少年期からの映画への情熱に支えられ、若手デザイナーとして頭角を現すや、本職の傍ら映画ポスターの制作やアニメーション映画にも挑みました。やがてその味わいある画風は広く支持され、世界の映画人を描いた無数のイラストレーションや、映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出してゆきます。さらにその情熱は日本映画界を動かし、監督修業の経験なしに『麻雀放浪記』(1984年)をはじめ4本の優れた長篇娯楽映画を監督するに至りました。
また私生活でも、熱意をもってアメリカ映画のフィルムやポスターのコレクションを築き、当館も2015年の展覧会「ポスターでみる映画史 Part 2 ミュージカル映画の世界」にそのコレクションをご貸与いただきました。
その博覧強記にもかかわらず、「評論家」ではなく常に “映画ファン” を自称していた和田誠。この展覧会は、日本が生んだこの最高の “映画ファン” の限りない映画愛を感じ取れる絶好の機会となるでしょう。