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【展覧会】三鷹市美術ギャラリー|HAIBARA Art & Design 和紙がおりなす日本の美|’23年12月16日-’24年2月25日|後期展示開催中

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HAIBARA Art & Design 和紙がおりなす日本の美
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年2月25日[日] * 会期中、一部展示替あり
         前 期:2023年12月16日[土]- 2024年1月21日[日]
         後 期:2024年 1 月23日[火]- 2 月25日[日]
会  場  三鷹市美術ギャラリー 
      181-0013 東京都三鷹市下連雀3ー35-1 CORAL5階
      電 話 0422-79-0033 ファックス 0422-79-0030
開館時間  10:00-20:00(入館は19:30まで)
休  館  日  月曜日(1月8日、2月12日は開館)、1月9日[火]、2月13日[火]、
      年末年始(12月29日-1月4日)
観  覧  料  一 般 600円 / 65歳以上・学生(大・高)300円
      * 中学生以下および障害者手帳等をお持ちの方は無料
協  力  株式会社 榛 原 -はいばら-
主  催  三鷹市美術ギャラリー・(公財)三鷹市スポーツと文化財団
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日本橋に店舗を構える「榛原 -はいばら-」は、1806(文化3)年に創業し熱海製雁皮紙がんぴしをはじめとする高級和紙や、小間紙 -こまがみ- と呼ばれる装飾用の加工紙(千代紙、書簡箋、熨斗 -のし- ほか)などを販売してきました。
18世紀の終わり頃から製造が開始された熱海製の雁皮紙は、墨の付きが良く、緻密で上品な光沢があり、従来の楮こうぞ製の紙に代わる高級紙として江戸の数寄者たちに広く愛用されるようになります。雁皮紙を加工した和紙製品には、美しい彩色や同時代の画家による装飾が施され、榛原は上質かつ洗練された高級和紙舗 -わがみほ- としての評判を得ます。

明治時代になると、高度な木版摺りの技術とデザイン性を兼ね備えた榛原の商品は、日本を代表する工芸品として海外から高く評価され、国内外の博覧会で受賞を重ねました。

今回の展覧会では、おもに明治から昭和初期にかけて榛原で製作された貴重な品々を紹介します。河鍋暁斎(1831-1889)や、川端玉章(1842-1913)が手がけた華麗な千代紙や、同時代の画家たちによる団扇うちわや団扇絵、美しい絵柄の絵封筒や絵半切(便箋)は、当時の人々に身近で上質な〈美〉との触れあいをもたらしました。
また、榛原の当主たちは商品の研究も兼ねて、同時代の芸術家たちと交流を結んできました。特に明治期前半に活躍した三代目当主榛原直次郎は美術への関心が高く、伝統的な日本美術の復興を目的として結成された龍池会に入会し、日本青年絵画協会(のちの日本美術院)の設立を援助するなど、美術界と深いつながりをもっていました。こうした榛原と美術家たちとの関わりについても注目し、柴田是真(1807-1891)や河鍋暁斎、竹久夢二(1884-1934)が手がけた仕事の数々をご紹介します。
日本の紙文化と伝統木版画の流れを受け継ぐ小間紙の魅力と、豊かなデザインの数々をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三鷹市美術ギャラリー  日本橋 榛原 -はいばら-

【展覧会】三鷹市美術ギャラリー|さよならだけが人生だ ─ 太宰治、林芙美子へ、井伏鱒二の言葉|’23年8月29日-12月3日|終了

三鷹市美術ギャラリー

三鷹市美術ギャラリー
さよならだけが人生だ ── 太宰治、林芙美子へ、井伏鱒二の言葉
ONLY GOODBYE IS LIFE
会  期  2023年8月29日[火]- 12月3日[日] * 会期中展示替えなど臨時休館があります
会  場  三鷹市美術ギャラリー 太宰治展示室  三鷹の此の小さい家 
      181-0013 東京都三鷹市下連雀3ー35-1 CORAL5階
      電 話 0422-79-0033 ファックス 0422-79-0030
開館時間  午前10時 - 午後6時 (入館は 午後5時30分 まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  無 料
特別協力  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
主  催  三鷹市美術ギャラリー・(公財)三鷹市スポーツと文化財団
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太宰治(1909–1948)の依頼で『ヴィヨンの妻』初版の装幀・扉絵を手掛けた、「放浪記」で名高い作家 林芙美子(1903-1951)。太宰が中井の芙美子邸(現 新宿区林芙美子記念館)を訪れた日の出来事は、『太宰治との七年間』に堤重久が記しています。また、昭和23(1948)年に発表した「眉山」では、知人の男性洋画家を「林芙美子先生」と紹介する場面があります。文壇の大先輩の名を、職業も性別も全く異なる設定で用いた大胆不敵な創作に、太宰独特のユーモアと、芙美子への親しみが感じられるでしょう。
直接的な交流の機会こそ少なかった2人ですが、芙美子が慕った作家が井伏鱒二(1898-1993)で、太宰が肉親同様に世話になった師でもあります。太宰は昭和5年から師事していますが、井伏と芙美子は既にそれ以前から交流を育んでいます。井伏は芙美子を旅に誘い、「旅人で 詩人で 傑作書きで」と親しみを込めて表しています。

昭和23年6月に太宰が、その3年後に芙美子も急逝。その作家人生はまさに、芙美子が好んでよく認めた「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」を体現するかのように、はかなきものでした。そして、芙美子との旅の道中に「さよならだけが人生だ」という訳詩を生んだ井伏は、数々の別離(さよなら)と向きあいながら、95年の天寿を全うしました。
本年は林芙美子の生誕120年。井伏鱒二の言葉から、太宰と芙美子の交流を振り返ります。

{ 展示品の一例 }   すごいですね!
◉井伏鱒二色紙 津島家寄託
「はなにあらしのたとへもあるぞ さよならだけが人生だ」

◉ 林芙美子手巾  林芙美子手巾 新宿歴史博物館蔵
「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」

◉ 太宰治色紙 太宰治色紙 背景:吉岡堅二 昭和23年夏/津島家寄託
「わが身ひとつの 夏にあらねど」

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三鷹市美術ギャラリー
{参 考 : 活版アラカルト【展覧会】三鷹市美術ギャラリー|企画展 合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’23年1月28日-3月26日|終了 }◆本当に三鷹駅直結でしたよ。あの熱く燃えた時代!  

【展覧会】三鷹市美術ギャラリー|企画展 合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’23年1月28日-3月26日|終了

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三鷹市美術ギャラリー
企画展 合田佐和子展
帰る途もつもりもない
会  期  2023年1月28日[土]- 3月26日[日]* 会期中一部展示替えがあります
会  場  三鷹市美術ギャラリー
      181-0013 東京都三鷹市下連雀3ー35-1 CORAL5階
      電 話 0422-79-0033 ファックス 0422-79-0030
開館時間  午前10時 - 午後8時 (入館は 午後7時30分 まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 600円 / 65歳以上、学生(高・大)300円
      * 中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は 無 料
特別協力  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
主  催  三鷹市美術ギャラリー・(公財)三鷹市スポーツと文化財団
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合田佐和子(ごうだ さわこ 1940-2016、高知出身)は、1965年の個展デビュー以来、オブジェや絵画、写真といったメディアを横断しながら創作活動を展開した美術家です。
幼少からの収集癖と手芸を融合させた「オブジェ人形」で作家活動をスタートさせた合田は、次第に作風を変化させていきます。69年以降は 唐十郎 や 寺山修司 による アングラ演劇 の舞台美術やポスター原画の制作を手がけるほか、70年代から始めた油彩画では、往年の銀幕俳優たちのポートレートを独自のグレーがかった色調で描き出します。
80年代のエジプト滞在を機に、90年代以降は一転してそれまでの作風を脱ぎ捨てた明るいパステル調に変化し、2016年に没するまで制作を続けました。

今回の没後初となる大回顧展では、初期のオブジェから初公開となる晩年の鉛筆画シリーズまで300点を超える作品や資料を通してその創作活動を検証し、途なき途を駆け抜けたひとりの美術家・合田佐和子の全貌に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三鷹市美術ギャラリー
{参 考 : 活版アラカルト【展覧会】高知県立美術館|合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’22年11⽉3⽇-’23年1⽉15⽇|終了企画