不忍画廊
山田純嗣 個展『Junji Yamada – Metsä-』
会 期 2024年9月21日[土]ー 10月5日[土]
会 場 不忍画廊
〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間 12:00 - 18:00
休 廊 日 火曜
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2022年から2023年まで文化庁新進芸術家海外研修制度で滞在した、フィンランドで習得したドライポイント技法による新作を中心とした展示。
個展タイトル – metsä – はフィンランド語で “森” という意味。
これまでのさまざまな技法を駆使した独自の表現から、フィンランドの地で到達した1本のニードルで銅板に線を刻み込むだけのミニマルな表現への変化。描くモチーフはフィンランドの平凡な森の風景。併せて渡航以前の作品を展示し、作品の変化と、その背後にある絵画への変わらない姿勢を見通す。
プロフィール
山田 純嗣|Junji Yamada(1974 – )
長野県飯田市に生まれる。1999年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。令和4年度文化庁新進芸術家海外研修制度によりフィンランドに滞在。
途方もなく時間のかかる制作プロセスを得て完成させる作品で、「絵画とは何か?」について考察する現代アーティスト。代表作は、「貴婦人と一角獣」(東京ステーションギャラリー蔵)、ボッス「快楽の園」(愛知県立美術館蔵)、モネ「睡蓮」、雪舟「秋冬山水図」などの名画(二次元)を、まず立体(三次元)にして元の名画と同じ構図(ジオラマ)にして撮影、撮影した写真(二次元)上にマチエールとして銅板を刷り樹脂を施して完成させるという<絵画をめぐって>シリーズを展開している。
2015年、パークホテル東京(汐留)の「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクトで、半年間をかけ客室壁画「アーティストルーム【 山水/Landscapes】」を制作。
<受賞>1999年熊谷守一大賞展《優秀賞》受賞。2010年平成21年度愛知県芸術文化選奨《文化新人賞》受賞。2016年第2回PATinKyoto京都版トリエンナーレ2016《一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団賞》 他 <収蔵>愛知県美術館、東京ステーションギャラリー、町田市立国際版画美術館、神奈川芸術文化財団、桜ヶ丘ミュージアム(愛知県)、上山田文化会館(長野県)、はるひ美術館(愛知県)、浙江省美術館(中国)、国立台湾美術館(台湾)他
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