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【展覧会】水野美術館|水野コレクション 美術館でめぐる歳時記 〜 日本画家たちが描く四季|’23年6月10日-7月17日

01水野美術館 水野美術館トリミング

水野美術館
水野コレクション
美術館でめぐる歳時記 〜 日本画家たちが描く四季
会  期  2023年6月10日[土]- 7月17日[月]
開館時間  9時30分 - 17時30分(入館は17時まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し7月17日[月・祝]は開館)
入  館  料  一 般 1,000円、 中 高 生 600円、 小学生 300円
      予約不要 美術館窓口で当日券を販売
会  場  水野美術館
      380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311
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春の花見に、秋の紅葉狩り、端午の節句や七夕まつり、あるいは五月雨、吹雪など――。
こうした四季ごとの行事や生活、植物や気候などの情報をまとめた書物『歳時記』をご存知でしょうか。現代では俳句の季語辞典として多くの書籍が発行され、季節ごとの森羅万象を表わす膨大な言葉の数々が納められています。
いわば歳時記とは、“ 季節の百科事典 ” とも言い換えられるでしょう。

本展では、展示室全体を歳時記に見立て、日本画のなかから季節を感じるモチーフやことばを探ります。例えば上村松園《夏の美人圖》に描かれた、女性の吊るす蚊帳や足元に置かれた団扇は、夏を表わす暮らしの道具です。あるいは菊池契月《流鏑馬図》や山本丘人《紅葉の季》では、秋を感じる紅葉の情景を見ることができます。
このように日本画家たちの捉えた四季のすがたを、歳時記をたよりにどうぞお楽しみください。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館 ]

【展覧会】水野美術館|開館20周年記念「横山大観展 ~語る大観、語られる大観」|’23年4月8日-5月28日

水野美術館A 水野美術館B水野美術館
開館20周年記念「横山大観展 ~語る大観、語られる大観」
会  期  2023年4月8日[土]- 5月28日[日]

         前 期:4月8日[土]- 4月30日[日]
         後 期:5月2日[火]- 5月28日[日] * 会期中 一部展示替えあり
開館時間  9時30分 - 17時30分(入館は17時まで)
休 館 日  毎週月曜日
入 館 料  一 般 1,200円、中高生 700円、小学 400円
予約不要  美術館窓口で当日券を販売
会  場  水野美術館
      380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311
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明治から昭和にかけ日本画壇をけん引した巨匠・横山大観(1868-1958)。1937年に制定された文化勲章では日本画家初の受章者に選ばれ、名実ともに揺るぎない地位を確立しました。また大観は、自叙伝やインタビューといった文章・記事等が数多く残された画家でもあります。これは、数えで90歳まで生き、画業自体が長かったことはもちろん、つねに画壇の中心に立って注目を浴び、折々で話題に事欠かなかった大観らしい特徴と言えるでしょう。

一方で、大観にまつわる過去の回顧展のなかで、そうした言葉に焦点を当てられることはほとんどありませんでした。そこで本展では、県内外で所蔵される大観の初期から晩年の約70点の名品をご紹介するとともに、画家自身や他者によって語られた言葉にも注目します。折々で残る言葉の数々からは、時にその制作態度や人柄までもが偲ばれることでしょう。単に「巨匠」とはくくれない、画家・大観の人間としての姿にどうぞ触れてみませんか。
※ この会期中に横山大観《無我》を通期展示します。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館 ]

【展覧会】水野美術館|水野コレクション「花鳥を愉しむ ― 池上秀畝、松林桂月、花鳥画の名手たち」|’23年1月3日-3月26日|終了

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水野美術館
水野コレクション「花鳥を愉しむ ― 池上秀畝、松林桂月、花鳥画の名手たち」
会  期  2023年1月3日[火]- 3月26日[日]
開館時間  9時30分 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一  般  1,000円、中高生   600円、小学  300円
予約不要  美術館窓口で当日券を販売
会  場  水野美術館
380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311
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花鳥画とは、四季折々の花木とともに鳥や動物、虫などの生き物を描いた伝統的な画題です。
本展では花鳥画を中心に、草花や樹木をテーマとした近・現代の日本画で展示室を彩ります。 たとえば、白梅に留まる一羽のシジュウカラが愛らしい松林桂月《早春》。また、豊かな色彩の花々と黒い叭々鳥(ははちょう)の対比が鮮やかな池上秀畝《盛夏》など。あるいは紅葉した木々を描いた、児玉希望や伊東深水らによる秋の情景をご覧いただきます。
季節の訪れを感じる叙情豊かな作品から、生命力あふれる力強い大作まで、花や生き物たちの色鮮やかな共演をご堪能いただければ幸いです。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館 ]

【展覧会】水野美術館|水野コレクション|しぐさとまなざし ~春草、松園、契月を中心に|’22年10月4日-12月4日

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水野美術館
水野コレクション
しぐさとまなざし ~春草、松園、契月を中心に
開催期間  2022年10月04日[火]-2022年12月04日[日] 
開館時間  10月31日まで 9時30分 - 17時30分(入館は17時まで)
      11月01日から 9時30分 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(但し10月10日は開館、10月11日は振替休館)
入  館  料  一  般  1,000円、中高生   600円、小学  300円
      予約不要 美術館窓口で当日券を販売
会  場  水野美術館
      380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311
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前足を延ばしてくつろぐ獅子や、辺りを眺め楽しげに憩う女性たち――。
日本画に登場する生き物や人の姿から、私たちは様々な情報を読み取ることができる。それは、画家たちが描く動作や視線のなかに、その場の状況や雰囲気、あるいは対象の感情や心理状態が表されているためだろう。
本展では「しぐさ」と「まなざし」をテーマに、同館が所蔵する近現代の日本画を紹介。例えば菱田春草は《栗鼠之図》で、一匹のリスが細い枝を軽々と渡る様子を描いた。また上村松園《志久礼》では、雨のなか視線を落とす女性の表情が、物憂げな気分を伝えている。
こうした仕草と、眼差しの多様な表現に注目し、描かれた動物や女性たちの魅力を一層深めてほしい。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館