茨城県陶芸美術館
テーマ展 革のかたち 河野甲と市川陽子
会 期 2024年9月11日[水]- 12月15日[日]
会 場 茨城県陶芸美術館 2階第2展示室
〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
TEL:0296-70-0011 ▶ アクセス
開館時間 午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休 館 日 毎週月曜日
(ただし9月16日[祝]、9月23日[祝]、10月14日[祝]、11月4日[祝]は開館)
9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
観覧料金 【9月29日まで】
一 般 320円 / 満70歳以上 160円 / 高大生 260円 / 小中生 160円
【10月1日以降】
一 般 360円 / 満70歳以上 180円 / 高校生等290円 / 小中生 180円
* 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
* 企画展観覧券にて同時開催のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主 催 茨城県陶芸美術館
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昆虫や生き物の生態を写す河野甲。縫い合わせ、漆を塗ることで独自の表現を生み出す市川陽子。皮革特有の性質や素材感と真摯に向き合い、それぞれが独自のアプローチでその魅力を引き出します。本展は、皮革を用いて造形表現を展開する二人の作家の魅力に迫り、革による造形表現の「現代のかたち」を紹介します。
<作家紹介>
河野甲
河野甲(1956- )は、皮革造形作家石丸雅通に師事し、1984年に独立しました。様々な昆虫や、カタツムリなどの軟体動物をモチーフにすることが多く、ユニークな生態をつぶさに観察し、独自の視点で切り取った造形を生み出します。細部までこだわり抜いた写実的な生物から、自身の空想による架空の生物まで表現の幅は広く、それらが共存している世界観が見るものを引き込みます。
1956年 愛媛県宇和島市に生まれる。
1977年 京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業
皮革造形作家石丸雅通に師事
1984年 皮革造形作家として独立、京都に工房をもつ。
2004年 作品集『しずかな八月』(求龍堂)出版
2019年 「いきもの狂騒曲」(茨城県陶芸美術館)出品
現在 京都府木津川市にて制作
市川陽子
市川陽子(1985- )は、京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を修了後、独立して現在は滋賀県で制作活動をしています。漆の表現を追求する中で皮革に出会った市川は、革同士を縫い合わせて成形し、漆を塗って硬化させる方法で、箱や器などを制作しています。素材のもつ特性を生かしながら漆を塗り重ねて仕上げた作品は、しっとりとやわらかい印象の光沢を放ち、存在感を示します。
1985年 大阪府に生まれる。
2009年 京都市立芸術大学美術学部工学科卒業
2011年 同大学大学院修士課程漆工専攻修了
2019年 「TRANSFORM」(GALLERLY crossing)
2020年 「漆皮SHIPPI」ギャラリーうつわノート、東京
2022年 「A Patchwork of Memories」(SOIL/香港)
2024年 「Personal Folklore」(GALLERLY crossing)
現在 滋賀県を拠点に制作
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館 ]