タグ別アーカイブ: 早稲田大学演劇博物館

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2024年度春季企画展 生誕100年 越路吹雪衣装展|’24年4月25日-8月4日

AAAAA早稲田大学演劇博物館

早稲田大学演劇博物館
早稲田大学演劇博物館 2024年度春季企画展
生誕100年 越路吹雪衣装展
会  期  2024年4月25日[木]-8月4日[日]
      * 会期中一部展示替えがあります(前期:4/25~6/18、後期:6/20~8/4)
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休 館 日  5月3日[金・祝]-6日[月・振休]、29日[水]、6月5日[水]、19日[水]、
      7月3日[水]、17日[水]
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館  2階 企画展示室
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
──────────────────────
越路吹雪(1924-1980)は、戦後の宝塚歌劇団で主演男役となり、退団後もミュージカル『アプローズ』や映画などに出演。女優・歌手として活躍し、日本語のミュージカルとシャンソンを定着させた人物です。
1953年のフランス旅行以来、パリの舞台とファッションに刺激を受け、後年の「ロングリサイタル」では、イヴ・サンローランのオートクチュールドレスを着こなすなど、その衣装へのこだわりは人々の憧れとなり、また彼女自身の舞台に一層の輝きを与えました。
越路の生誕100年を記念する本展では、舞台衣装、アクセサリー、ポスターなどから、越路の軌跡をたどるとともに、スタイルへのこだわりを紹介いたします。

* 日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページを
 ご確認の上ご来場ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|企画展 2024年新収蔵品展|’24年3月25日-5月26日|前後期二期制開催

早稲田大学演劇博物館

早稲田大学演劇博物館
企画展
2024年新収蔵品展
会  期  2024年3月25日[月]- 5月26日[日]
         前 期  2024年3月25日[月]- 4月21日[日]
         後 期  2024年4月25日[木]- 5月26日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休 館 日  4月3日[水]、17日[水]、5月3日[金]- 6日[日]
      * 4月22日[月]ー 24日[水]は展示替えのため閉室となります
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館  1階 特別展示室
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
──────────────────────
エンパク(早稲田大学演劇博物館)が誇る膨大なコレクション。その中でも、近年新たに加わった珠玉のラインナップをご紹介いたします。
新たにエンパクの顔となった初代歌川豊国筆「九変化図屏風」をご紹介いたします。やわらかで繊細な筆致で描かれた三代目中村歌右衛門と、大田南畝の狂歌が書かれた贅沢な六曲一双屏風です。会期後半では、新澤由貴画「出雲阿国、人形振」、田中不染の絵看板を展示いたします。

また、若くしてプロレタリア演劇の中心的存在となり、ロシア、メキシコで演劇の発展に尽くした佐野碩の記録類や写真を新たにご遺族よりご寄贈いただきました。
久米明が書き留めた日記類や劇団運営ノート、ボーイズものの創始者である川田晴久のギターなどもご紹介いたします。演劇研究に多大なる貢献をした本学名誉教授である鳥越文藏・内山美樹子・竹本幹夫旧蔵の浄瑠璃本や謡本も展示する予定です。様々な資料が、多様な広がりを見せる芸能の世界へみなさまを誘います。

* 日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページを
 ご確認の上ご来場ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|特別展 「演劇の確信犯 佐藤信」|’23年5月6日-8月6日|終了 Pickup

satomakoto_main1早稲田大学演劇博物館
特別展 「演劇の確信犯 佐藤信」 
会  期  2023年5月6日[土]- 8月6日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休  館  日  5月10日[水]、6月7日[水]、6月21日[水]、
      7月5日[水]、7月17日[月]、7月19日[水]
会  場  早稲田大学演劇博物館  1階 特別展示室
      169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 TEL. 03-5286-1829
      入館無料
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
──────────────────────

「ブランキ殺し上海の春」ポスター(1979年、デザイン:平野甲賀、劇団黒テント所属)「ブランキ殺し上海の春」ポスター
(1979年、デザイン:平野甲賀、劇団黒テント所属)satomakoto_1
「ストーリーのあるRAKUGAKI ドタぐつの宇宙旅行」より(1959年)
「イスメネ」原稿「イスメネ」原稿

佐藤家から寄贈された学生時代のノートや手稿、黒テント作品の上演台本、貴重な舞台映像を通して、佐藤信という、今日の舞台創造環境に多大なる影響を与えた演劇人が歩んだ創作の軌跡を辿る。演劇の確信犯、佐藤信は何を問い、どのような未来を思い描いているだろうか。

演劇の確信犯にして永遠の不満分子 ── 佐藤信は自分自身をこう呼ぶ。佐藤は1960年代末に演劇センター68を結成。「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、黒色テントによる旅公演を開始した。時に、それは闘いを伴う旅だった。『阿部定の犬』の沖縄公演を巡る裁判闘争をきっかけに、佐藤たちは意識的に公有地を使用してテント公演を行う「公有地闘争」を展開。この経験は、その後、設立と運営に携わった、世田谷パブリックシアターや、座・高円寺など数々の劇場の構想に大きな影響を与えた。

また、半世紀以上に渡って、演出家として手がけた作品は、演劇のみならず、オペラやレヴュー、舞踊など多岐に渡る。さらに佐藤は戦後、緊張関係にあったアジア諸国と、共同制作などの交流を積極的に行い、現在もアートセンター若葉町ウォーフを拠点に、若手アーティスト同士を繋ぐネットワークを築いている。
本展は佐藤信を特集する展示として本邦初となる。ぜひ足をお運びいただきたい。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館
{新宿餘談}
顔本にこんなプロフィールがあったので拾ってきた。

佐藤 信 @macotoSATOH
劇作家、演出家。 < 小人閑居為不善/ うつけもの ひまのまのまの だだあそび> 道草食って家に帰るのを忘れてる、ハイホー!

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2023年度春季企画展|推し活!展 ― エンパクコレクションからみる推し文化|’23年4月24日-8月6日|終了

早稲田えんぱく01

早稲田大学演劇博物館
2023年度春季企画展
推し活!展 ― エンパクコレクションからみる推し文化
会  期  2023年4月24日[月]- 8月6日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休  館  日  7月以降のみ紹介 7月5日[水]、7月17日[月]、7月19日[水]
会  場  早稲田大学演劇博物館  2階 企画展示室
      169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 TEL. 03-5286-1829
      入館無料
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
──────────────────────

わせだえんぱく02杉村春子旧蔵 ファンレター
わせだえんぱくもりしげ森繁久彌旧蔵 ファン手作りの「屋根の上のバイオリン弾き」テヴィエ人形

早稲田えんぱく02錦絵「江戸関三十郎 座付引合之図」(1826年)

近年、好きな人やモノを応援する「推し活」が話題になっています。「推し」とは応援する対象のことを指しており、「推し」を様々な形で応援する行為が「推し活」と呼ばれます。「推し」への愛は様々な形で表現され、人々の日常を支えるひとつの柱になっています。
盛り上がりをみせる「推し活」ですが、「推し」を応援する行為は実は古くから行われていました。日本の室町期における能や、イギリスのシェイクスピア時代の演劇は、パトロンという存在によって大きく発展したという歴史があり、歌舞伎は庶民の熱烈な人気によって支えられ、江戸時代最大の娯楽となりました。
過去から現代にいたるまで、観客からの支援や応援は演劇や映画などの文化にとって非常に重要です。支える人々の存在によってそれぞれのジャンルは隆盛し、優れた文化が生まれてきたのだといえます。

演劇博物館は多岐にわたる「推し活」に関する資料を所蔵しています。本展示では、これらの品々を紹介し、「推し文化」の歴史について紐解いていきたいと思います。
「推し文化」について考えることは、観客の歴史を問うことでもあります。それぞれの時代やジャンルにおいてどのような観客が存在し、どのように応援をしたのか。そして今、人々はどのような形で「推し」に向き合っているのか。演者や制作者側を中心とした従来の演劇・映像史においては埋もれてしまう、個々の観客たちの営みやその〈声〉をあぶりだすことが本展示の目的です。

※ 日程は都合により変更する場合があります。最新情報は下掲の同館公式サイトを確認の上訪館してください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|特別展 太田省吾 生成する言葉と沈黙|’23年10月2日-’24年1月21日|終了

早稲田演劇博物館太田省吾

早稲田大学演劇博物館
特別展
太田省吾 生成する言葉と沈黙
会  期  2023年10月2日[月]- 2024年1月21日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休 館 日  10月4日[水]、25日[水]、11月1日[水]、15日[水]、23日[木・祝]、
12月6日[水]、20日[水]、26日[火]-2024年1月8日[月・祝]、17日[水]
* 日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページを
ご確認の上ご来場ください。
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
入館無料
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
──────────────────────

太田省吾の遺した足跡
その創造プロセスのなかで生成する言葉と沈黙

太田省吾(1939-2007)は、日本現代演劇を代表する演出家・劇作家の一人であり、時代、地域、あるいは舞台芸術というジャンルの境界を越えて、数多くの人々を魅了してきました。後続世代のアーティストによっても太田作品の新演出がさまざまに手がけられており、没後16年を迎える今なお、ますます大きな注目を集めています。
「沈黙劇」と呼ばれる独自のスタイルを切り拓き、新たな表現領域に挑み続けた太田省吾の足跡は、現在、私たちに何を語りかけているのでしょうか。本展は、そうした問いについて、貴重な演劇上演資料の紹介を通して再考する試みです。
展示空間に並ぶ、太田の遺した手稿、台本、舞台映像など多くの未公刊資料には、人間の生の一瞬をかけがえのないものとして希求し、時代に応答する表現を模索した深い思索を垣間見ることができます。そして、その創造プロセスのなかで生成された「言葉」と「沈黙」には、大量の情報が瞬時に消費されていく現代社会と、そこに暮らし生きる私たちの姿を、透視する力が秘められているはずです。
この機会に、ぜひ多くの方々にご来館いただき、今も生気に溢れる演劇活動の記録に触れてほしいと願っています。

▼ 関連イベント
特別展「太田省吾 生成する言葉と沈黙」開催記念講座
『なにもかもなくしてみる』─ 太田省吾の劇世界をめぐって
日 時:10月17日(火)17:00-18:30
会 場:早稲田大学演劇博物館 京マチ子記念特別展示室
講 師:西堂行人(演劇評論家)
主 催:早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点
※詳細は こ ち ら

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2023年度秋季企画展|没後130年 河竹黙阿弥 ─ 江戸から東京へ|’23年10月2日-’24年1月21日|

早稲田大学演劇博物館10月

早稲田大学演劇博物館 2023年度秋季企画展
没後130年 河竹黙阿弥 ── 江戸から東京へ
会  期  2023年10月2日[月]-2024年1月21日[日]
開館時間  10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
休  館  日  10月4日㈬、25日㈬、11月1日㈬、15日㈬、23日(木・祝)、12月6日㈬、20日㈬、
      26日㈫-2024年1月8日(月・祝)、17日㈬
      * 日程変更する場合があります。同館ウェブサイトで最新情報を確認の上ご来場を。会  場  早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室
      169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 TEL. 03-5286-1829
共  催  独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
──────────────────────

三代目歌川豊国「三人吉三廓初買」安政7(1860)年

三代目歌川豊国「三人吉三廓初買」安政7(1860)年

落合芳幾「三芝居舞台開 口上」 元治元(1864)年(上段中央が黙阿弥)

落合芳幾「三芝居舞台開 口上」 元治元(1864)年(上段中央が黙阿弥)

観客に親切、役者に親切、興行主に親切―この三つの親切(三親切)をモットーとし、幕末から明治の歌舞伎界で活躍したのが歌舞伎作者の河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ 默阿彌 1816-1893)です。黙阿弥はそのモットーの通り、役者を生かし、観客に喜ばれ、そして集客に結び付く作品を書き続けました。
しかも、黙阿弥が活躍したのは江戸から東京へと社会が大きく変わっていく時代です。伝統を継承しつつも、変容する世の中を捉え、その筆で表現し続けた黙阿弥を、坪内逍遙は「江戸演劇の大問屋」「当今のシェイクスピヤ」と評しました。没後130年を迎える今年、演劇博物館としては30年ぶりとなる大々的な黙阿弥展を、国立劇場との共催で行います。河竹黙阿弥の幅広い作品世界について、貴重な資料をもとにご紹介したいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ]