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【展覧会】瀬戸市美術館|特別展 加藤 英 水彩画展|’24年2月10日-4月14日|終了

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瀬戸市美術館
特別展 。
日  程   2024年2月10日[土]- 4月14日[日]
会  場   瀬戸市美術館 2階
      〠 489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3(瀬戸市文化センター内)
      電 話 0561-84-1093 FAX 0561-85-0415
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  4月9日[火]は休館
入  場  料  大人:500円、高大生:300円
      * 中学生以下、妊婦、65歳以上、障害者手帳(ミライロIDでも可)をお持ちの方は無料
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現在、日本水彩画会理事であり、名古屋支部長である加藤 英(かとう ひでし)氏は、昭和29年(1954)に愛知県瀬戸市に生まれ、日本大学芸術学部を卒業されています。20年ほど中学校の美術教師を務めたのち、市内のアトリエで絵画教室を主宰し、その生徒数は、これまで200名を数えます。昭昭和60年(1985)に日木水彩展において初入選して以降、同展に毎年出品し、平成13年(2001)には内閣総理大臣賞を受賞されました。
本展は、学生時代に卒業制作で制作した作品や、内閣総理大臣賞受賞作をはじめとする作品を一堂にご覧いただける展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 瀬戸市美術館

【展覧会】瀬戸市美術館|磁祖加藤民吉没後200年プレ事業|瀬戸市美術館特別展|「瀬戸染付開発の嫡流-大松家と古狭間家を中心に-」|’23年8月5日-10月1日|

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瀬戸市美術館
磁祖加藤民吉没後200年プレ事業
瀬戸市美術館特別展「瀬戸染付開発の嫡流-大松家と古狭間家を中心に-」
日  程  2023年8月5日[土]- 10月01日[日]
会  場  瀬戸市美術館
      489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3(瀬戸市文化センター内)
      電 話 0561-84-1093
開館時間  午前9時 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分 まで)
      * 8月8日[火]、9月12日[火]は休館
料  金  一 般:500円、高 大 生 : 300円
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
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瀬戸における磁器生産の始まりは、天明年間(1781-89)、下品野の加藤粂八が、肥前から逃亡してきた職人副島勇七から製磁法を学び、甥にあたる加藤忠治と力を合わせて研究を重ね、寛政元年(1789)に共同で磁器を試造したことだといわれています。そして、享和年間(1801-04)に入ると、瀬戸村の庄屋で窯屋取締役でもあった加藤唐左衛門や、加藤民吉の兄である加藤吉右衛門は、磁器焼造のための試行錯誤を重ねていました。
また、熱田奉行津金文左衛門胤臣は、熱田前新田の開発に従事していた加藤吉左衛門、民吉父子に南京焼(染付磁器)の製法を伝え、享和元年(1801)に盃、小皿、箸立てなどまだまだ不十分であったが白く焼きあがった染付磁器を焼き上げることに成功したと伝わります。

このように、瀬戸における磁器開発を主に担っていたのが、加藤吉右衛門・民吉に代表される「大松家」と、加藤忠治に代表される「古狭間家」と言えます。この両家は、瀬戸の陶祖である加藤四郎左衛門景正(藤四郎)からの家系である「山陶屋家」からの分家であり、同じくその家系からの分家として、加藤唐左衛門の「唐左衛門家」もあります。また、陶祖からの家系として「武右衛門家」があり、「山陶屋家」と「武右衛門家」が当時の瀬戸を代表する陶祖からの家系でした。
本展では、「大松家」と、「古狭間家」という初期瀬戸染付を語る上では欠かせない、二つの家系等に関連する作品を展示するとともに、民吉が修業した長崎県佐々町の窯跡から採集された陶片などを展示し、当時の瀬戸染付発展の状況を知っていただければと思っております。
また令和6年(2024)には、民吉が没してから200年という節目の年を迎えますので、本展により、民吉の偉業を再認識するきっかけとなればと考えています。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人瀬戸市文化振興財団 瀬戸市美術館