谷村優希さんが版画家になった。そのことが興味深い。
最近、自分は反射でしかない、ただただ反映でしかない、と思うようになっている。
道元は正法眼蔵の中で、人は自身自性があるかと誤まると断言している。
自分だと思い込んでいる自分など存在しないのだというのだ。
こんなことを言われても困るだろうが、同時に反射、反映でしかない自分に
親しみを覚えてくる。
その意味で谷村優希さんが反画家になったことが興味深いのだ。〔加島牧史〕
【 詳細 : 加島牧史 Web&Blog : gbkajima.jimdo.com 】