タグ別アーカイブ: Gallery Bar Kajima

【展覧会】 Gallery Bar Kajima 『谷村優希展』 3月13日-4月1日開催

20170314223918_00001 20170314223918_00002谷村優希さんが版画家になった。そのことが興味深い。
最近、自分は反射でしかない、ただただ反映でしかない、と思うようになっている。
道元は正法眼蔵の中で、人は自身自性があるかと誤まると断言している。
自分だと思い込んでいる自分など存在しないのだというのだ。

こんなことを言われても困るだろうが、同時に反射、反映でしかない自分に
親しみを覚えてくる。
その意味で谷村優希さんが反画家になったことが興味深いのだ。〔加島牧史〕

【 詳細 : 加島牧史  Web&Blog : gbkajima.jimdo.com 】

【追悼展】 Gallery Bar Kajima 加島牧史、実父{加島彰造追悼展}+{彰造さんを偲ぶ会} 自六月六日至二五日

20160606124923829_0002

20160606124923829_0001写真:<公益財団法人移行記念 駒ヶ根市立図書館講演会『加島祥造講演会』>

加島 祥造(かじま しょうぞう、1923年1月12日 – 2015年12月25日)は、日本の詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオイスト、墨彩画家。
詩作だけでなく、アメリカ文学の翻訳で名声を得た。また教育者としても信州大学、横浜国立大学教授となっている。
そののち、壮年期より漢詩を経て老荘思想に大きな影響を受け、文筆のみならず絵画なども含めた幅広い創作活動や執筆活動を通して、西洋と東洋の双方を見渡す位置から「タオイスト」としての一貫した姿勢を私生活でも死去するまで徹底した。
死後、ペンネーム一ノ瀬直二でも翻訳活動を行っていたことが発表された。また、ペンネーム久良岐基一名義でも同様に翻訳を行っていた。
──────────
銀座 Gallery Bar Kajima 加島牧史氏は彰造の二男で翻訳家。
多感な少年期に突如「伊那の仙人」として家族と離れた父と牧史のあいだには愛憎こもごもあったと伝わる。万感のおもいを込めての追悼展である。