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【展覧会】 ギンザ・グラフィック・ギャラリー第364回企画展 {平野甲賀と晶文社展}

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第364回企画展
平野甲賀と晶文社展
2018年01月22日[月]-03月17日[土]
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平野甲賀は1964年から1992年にわたり、晶文社の本の装丁を一手に担ってきました。
ひとりの装丁家が30年近く、ほぼ一社の装丁をすべて手掛けるのは稀なことで、当時のカウンター・カルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルを作り上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきました。

本展では、平野甲賀が半世紀かけて7,000冊以上手がけた装丁作品の中から、晶文社の装丁本を中心に約600冊を展示します。

また、2014年から瀬戸内海の小豆島に移り住んだ平野甲賀氏が、毎日写経のように自身の装丁ともうひとつの活動である舞台やコンサートのチラシやポスターを手直しし、作品上にメモまで書きつけ、竹和紙に刷り出した作品およそ80点も合わせて展示いたします。
装丁本を手に、本と出版と時代と装丁家の密月な関係に思いを馳せてみませんか。

【 詳細情報 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】 ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー 組版造形 白井敬尚 09月26日─11月07日

白井敬尚展告知白井敬尚02-1 『アイデア314号』「エミグレの歴史 1984-2005」誠文堂新光社、2006年1月
白井敬尚03『書物と活字』ヤン・チヒョルト著、朗文堂、1998年

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第362回 企画展
組版造形 白井敬尚

◯ 会  期
2017年09月26日[火]-11月07日[火]
11:00 am-7:00 pm
日曜 ・ 祝日休館/入場料無料
会  場
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL :03-3571-5206/FAX :03-3289-1389
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タイポグラフィというデザインの中でも、「紙面に文字組版を配置・構成した空間を含む造形」である「組版造形」。
ブックデザインやエディトリアルデザインを中心に活動を続ける白井敬尚による、待望のggg個展に付けられたタイトルでもあります。美しい装丁の数々をお見せするのと同時に、基本的には墨文字一色の見開きページがずらりと並ぶちょっと異色の展覧会となります。

白井敬尚といえば、デザイン誌「アイデア」のアートディレクションが代表的な仕事の一つで、振り幅の大きい多様なテーマを取り扱う同誌のデザインを10年間に亘り手がけました。隔月刊行というスケジュールにも関わらず、その一号一号が一冊の作品集のような充実ぶりで、とても魅力的なコレクションとなっています。
ほかにもこれまでに関わってきた数多くの書籍たち。その対象となるモノ・コト・ヒトについて注意深く読み解き、丁寧に、一ページ一ページ組版を整えていきます。白井の手により形を与えられた様々なテキスト=声が、ときに軽やかに、ときに厳粛に、ときにスタイリッシュに、本の中から鳴り響いてきます。魅惑的な組版との出会いにより、忘れられない読書体験となることもあるのかもしれません。

本展では白井による実際の仕事とともに、一部ではありますが、制作にあたって参照された資料なども併せて紹介します。一冊の本を作るのにどれほど目を見開く必要があるのかが伺い知れると同時に、過去の知識や造形がいかに引用・参照され、形を変えて継承されていくのか、表層だけではない実に奥深い組版造形の世界を、じっくりと堪能できる時間となるのに違いありません。

【 詳細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】 ggg 第336回企画展 びのこづさいぼー : ひびのこづえ+「にほんごであそぼ」のしごと

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Design: Tomohiko Nagakura

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第336回企画展
びのこづさいぼー : ひびのこづえ+「にほんごであそぼ」のしごと

◎ 会 場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー ( ggg )
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
Tel. 03-3571-5206 11:00am- 7:00pm
◎ 期 間
2014年08月04日[月]-08月27日[水]
(土曜日は6:00pmまで)
日曜・祝日休館  入場無料
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暑さ真っ盛りの8月、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにコスチューム・アーティスト、ひびのこづえさんが登場、会場を「びのこづさいぼー」で埋め尽くします。

独創的な発想で、ファッションデザイナーとも、グラフィックデザイナーとも異なる視点で、多岐にわたるデザインを生み出すひびのさん。いわく「小さな細胞はひとつひとつの集合で新しい物を生み出します。私の仕事も小さなパーツの集合で形を作っています」

本展では、ひびのさんの創作活動の核をなす「細胞」を見据えて、これまでの仕事の数々を紹介します。
その中心となるのは、NHK教育テレビ(Eテレ)「にほんごであそぼ」の衣装とセットデザイン。2003年より担当する同番組では、出演者が身につけるユニークな衣装やセットで、豊かな日本語表現の世界を演出するとともに、童謡コーナーのミニチュアセットも担当。
身のまわりにあるモノたちで創り上げるワールドのそこここに、「びのこづさいぼー」が息づいています。

そのほか、今までの広告の衣装をはじめ、展開を広げるパフォーマンス「LIVE BONE」や、野田秀樹氏との舞台の今後の展開など、衣装と映像とビジュアルで紹介、ggg に新たな「生命」を吹き込みます。
※展覧会にあわせて、絵本『にほんごであそぼ 童謡』(DNPアートコミュニケーションズ刊)が出版されます。
【詳細  : ggg  ギンザ・グラフィック・ギャラリー