月別アーカイブ: 2022年9月

【展覧会】印刷博物館|地図と印刷|’22年9月17日-12月11日

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印刷博物館
地図と印刷
会  期  2022年9月17日[土]-12月11日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日[火]、10月11日[火]
開館時間  10:00-18:00(入場は17:30まで)
入  場  料  一 般 500円、学 生 300円、 高校生 200円
主  催  凸版印刷株式会社 印刷博物館
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日本の近世を中心にスポットをあて、
地図や地誌づくりにおける印刷と人々とのかかわりを探ります。

私たちが暮らしていくうえで無くてはならない地図。古来より地理情報を伝える表現技法のひとつとしてつくられてきました。またより多くの人に伝えるため、印刷物となりました。
日本において印刷された地図が登場するのは近世です。民間での印刷・出版の拡大によりさまざまな地図や地誌がつくられます。やがて蘭学が発展すると、西洋の地図知識を吸収し、世界が広がります。近世後期には伊能忠敬により近代的な地図づくりが幕を開け、大きな影響を与えました。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 凸版印刷株式会社 印刷博物館 ] 

【展覧会 イベント】佐川美術館|吉左衞門X nenndo × 十五代吉左衞門・樂直入|’22年9月16日-’23年3月11日

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佐川美術館
吉左衞門X nendo × 十五代吉左衞門・樂直入
KICHIZAEMON X | nendo ×  Kichizaemon XV・Raku Jikinyu
会  期  2022年9月16日[金]-2023年3月11日[土]
会  場  佐川美術館 樂吉左衞門館
      524-0102  滋賀県守山市水保町北川2891 TEL:077-585-7800 FAX:077-585-7810
開館時間  午前9 時30 分-午後5 時(入館は午後4 時30 分まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)
      9月20日、10月11日、11月28日-12月6日、12月30日-1月3日、1月10日、2月13日-17日
入  館  料  一般 1,000円/高大生 600円(要学生証)/ 中学生以下無料(要保護者同伴)
      (9/16-11/27は  一 般 ¥ 1,200/高大生 ¥ 800 )
主  催  佐川美術館(公益財団法人 SGH 文化スポーツ振興財団)
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佐川美術館では、特別企画展として「吉左衞門X nendo × 十五代吉左衞門・樂直入」を開催いたします。吉左衞門X展とは、十五代吉左衞門・樂直入が深く影響を受けたもの・思惟を共有したもの・共感や感動したものを、関数Xとしてコラボレーションする展覧会です。第13回目となる吉左衞門X は、佐藤オオキ氏を中心に設立されたデザインオフィス nendo(ネンド)とのコラボレーション展を開催いたします。nendoは、東京とミラノを拠点に幅広くデザインを手掛け、世界的なデザイン賞の数々を受賞し、国内外で高い評価を受けています。
本展は、佐藤オオキ氏が樂茶碗のもつ特徴・内部空間・部分(テクスチャ)・時間軸の観点から、直入が制作した茶碗にアプローチし、ビジュアルだけでなく、その思想までも形にする斬新かつ挑戦的な取り組みです。2 者のものづくりに対す想いが共鳴して生まれた作品の数々からは、デザインの本質が見えてきます。

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茶碗の内部の空洞を物質化したオブジェ 写真:吉田 明広
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宙で回転することで、時間の流れを表現する茶碗 写真:吉田 明広

nendo 佐藤オオキ
1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院建築学専攻修了、
同年、デザインオフィスnendo 設立。Newsweek 誌「世界が尊敬する
日本人100 」に選出されたほか、世界的なデザイン賞の数々を受賞。
2015年、ミラノ万博「日本館」内ギャラリーの空間プロデュース及び日本
各地の伝統工芸品とのコラボレーション作品をデザイン。2021年、東京
オリンピック・パラリンピックの聖火台をデザイン。パリオリンピック開催
の2024年へ向けてフランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り
組むほか、2025年開催予定の大阪・関西万博日本政府館総合プロ
デューサー/総合デザイナーを務める。

※ 佐川美術の入館にはWEBでの予約と決済が必要です。下掲詳細から手続きのうえ、ご参観を。
[ 詳細 : 佐川美術館

【展覧会】泉屋博古館 京都 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 -近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-|’22年9月3日-10月23日

京都01京都02 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM
特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
-近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-
会  期  2022年9月3日[土]-10月23日[日]
休  館  日  月曜日(9月19日、10月10日は開館)。9月20日[火]、10月11日[火]は休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  館  料  一 般 1,000円  高大生 800円  中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431   京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社、京都新聞
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陶芸家 板谷波山(いたや はざん 1872-1863)は、明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれ、昭和28年(1953)に陶芸家として初の文化勲章を受章し、昭和29年(1954)には日本画の横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となりました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さないという強い信念により、端正で格調高い作品を数多く手がけました。その一方で、波山は、故郷のまちと人々をこよなく愛し、共に信頼し、共感し合いながら、生きていくことを大切にした人物でもありました。

令和4年(2022)3月3日、我が国の至宝である板谷波山は、生誕150年を迎えました。この記念すべき年に、住友コレクションはじめ波山の選りすぐりの名作を一堂に集め展覧します。
あわせて、波山が生まれ愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、そして試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」と謳われる波山の様々な姿を紹介いたします。

波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、そして、波山の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。本展は会期終了後 東京館 に巡回します
[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館 ] { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【2館共同展覧会】大阪中之島美術館 国立国際美術館 共同企画|すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合|’22年10月22日-’23年1月9日

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大阪中之島美術館 国立国際美術館 共同企画
すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合
会  期  2022年10月22日[土]-2023年1月9日[月・祝]
休  館  日  月曜日(1/2、1/9を除く)、12/31、1/1 休館
開催時間  10:00 – 17:00(入場は16:30まで)
会  場  大阪中之島美術館 5 階展示室
観  覧  料  一 般/2館共通券 2500円・大阪中之島美術館 1400円、大学生/大阪中之島美術館 1100円  * 下掲詳細参照
      * 2館共通券以外は国立国際美術館の会場の入場には別途観覧料が必要です。
         国立国際美術館の観覧料については  こちら
問い合せ  06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
主  催  大阪中之島美術館、国立国際美術館、朝日新聞社、MBSテレビ
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具体美術協会(具体)は、1954年、兵庫県の芦屋で結成された美術家集団です。画家の吉原治良(1905-72)を中核に据えたこの集団は、絵画をはじめとする多様な造形実践をとおして、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示」しようとしました。吉原による指導のもと、会員たちがそれぞれの独創を模索した18年の軌跡は、いまや国内外で大きな注目を集め、戦後日本美術のひとつの原点として、なかば神話化されるに至っています。

本展覧会は、そんな具体の歩みを、「分化」と「統合」という二つの視点からとらえなおす試みです。誰の真似にも陥らず、互いに異質であろうとしながら、あくまで一個の集団としてまとまろうとするその姿勢は、吉原の考える美術のあるべき姿、つまり「人間精神と物質とが対立したまま、握手」している状態とも、重なりあうものだといえるでしょう。
大阪中之島美術館と国立国際美術館、二会場によって構成される本展覧会は、具体の活動拠点である「グタイピナコテカ」が建設された地、大阪の中之島で開催される初の大規模な具体展です。
大阪中之島美術館で具体を「分化」させ、それぞれの独創の内実に迫りつつ、国立国際美術館では具体を「統合」し、集団全体の、うねりを伴う模索の軌跡を追う。それによって目指すのは、新しい具体の姿を提示することにほかなりません。解散後50年となる2022年、「すべて未知の世界へ」と突き進んでいった彼ら/彼女らのあゆみをご覧ください。

*本展は大阪中之島美術館、国立国際美術館の2会場で開催します。
 それぞれの観覧料、開館時間、休館日は一部異なりますのでご注意ください。
[ 詳 細 : 大阪中之島美術館 国立国際美術館 ]