松本市美術館
企画展 須藤康花 ― 光と闇の記憶 ―
会 期 2023年12月9日[土]- 2024年3月24日[日]
開館時間 午前9時 - 午後5時(入場は午後4時30分まで)
休 館 日 月曜日(休日の場合翌平日)、年末年始(12/29-1/3)
会 場 松本市美術館 企画展示室
390-0811 長野県松本市中央4-2-22 TEL : 0263-39-7400
観 覧 料 大人:1,000円、大学高校生・70歳以上の松本市民:700円、
中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名無料
* 本展観覧券で3階の各コレクション展示もご覧いただけます。
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力 康花美術館
共 催 SBC信越放送、信濃毎日新聞社、市民タイムス
主 催 松本市美術館
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夭折の画家 須藤康花
闘病の末、30歳という若さで夭折した画家・須藤康花(すどう・やすか 1978-2009年)。
最愛の母親が思春期に他界し、本人も病魔との永い闘いを強いられます。生と死との葛藤の間で絵や詩を通して “光” の世界を追い続け、自らの心の底知れない “闇” と対峙し続けました。
須藤康花は、1978年、福島県に生まれ、父親の仕事の関係で横須賀市、札幌市、沼津市、東京、長野県 東筑摩郡麻績村 に転居しています。神奈川に在住した幼少期、ネフローゼ症候群を発症して入退院を繰り返しながら、描くことに執着していきます。2001年からは多摩美術大学で版画を研究しながら、週末には麻績村で父とともに農作業に勤しみますが、2007年、同大学院修了と同時期に癌発症の告知を受けます。須藤は自らの生の終わりをさらに強く意識しながらも創作に没頭していきました。
死期を予感する中で描かれた人物、自画像、心象風景や自然風景、そこに込められた歓びと苦悩、希望と絶望、生と死。あまりにも短すぎる生涯に残した作品は 1,000 点余り。それらの散逸を防ぐため、2012年に、父親が松本市内に康花美術館を設立、作品を大切に守り続けています。本展は康花美術館の全面的な協力のもと、知られざる須藤康花の全貌に迫る初めての大規模回顧展です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :松本市美術館 ]