兵庫県立美術館
描く人、安彦良和
Yasuhiko Yoshikazu : Divine Animator and Draftsman
会 期 2024年6月8日[土]- 9月1日[日]
休 館 日 月曜日 * ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]は開館、
7月16日[火]、8月13日[火]は休館
開館時間 午前10時 - 午後6時 * 入場は閉館30分前まで
会 場 兵庫県立美術館 企画展示室
〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) TEL: 078-262-1011
▶ アクセス情報 https://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/
観覧料金 個人/当日 一 般 1,900円、大学生 1,000円、70歳以上 950円、高校生以下 無料
* 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力 PONTOON
主 催 兵庫県立美術館、毎日新聞社、MBSテレビ、神戸新聞社
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『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターであり、漫画家としても活躍する安彦良和の創作活動を展望する回顧展を開催します。
北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれ、大学では学生運動に参加し、その後上京してアニメ制作に加わり、漫画家に転身する激動の半生を振り返るものです。アニメや漫画など、特定のジャンルに注目した安彦氏の個展はこれまでにも開催されてきましたが、本展は少年期、青年期の歩みも振り返りながら、多彩な分野の作品のすべてを取り上げ、そこに共通するテーマに迫るものであり、その意味では世界初の試みです。
また、安彦良和のライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画作品は、緻密な時代考証の上に豊かなイマジネーションを加えた魅力溢れる創作劇(フィクション)です。歴史そのものがもっている魅力と、安彦良和という表現者のイマジネーションの魅力の双方を味わうことのできる機会ともなるでしょう。なお、2024年は『機動戦士ガンダム』放映45周年、安彦良和氏が喜寿(77歳)を迎えるメモリアルイヤーです。
◆ 安彦良和 略歴
1947年北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれる。1966年弘前大学入学、学生運動に参加したことから除籍となり上京、『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当、『クラッシャージョウ』で劇場版アニメの監督を務め、テレビアニメ作品では自身が原作の『巨神ゴーグ』を生み出す。後にマンガ家に転身し『アリオン』『ヴイナス戦記』『クルドの星』『ナムジ』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』他を精力的に発表。最新作は『乾と巽-ザバイカル戦記-』。
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1990年 第19 回日本漫画家協会賞優秀賞(『ナムジ』)
2000年 第4 回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞(『王道の狗』)
2011年 第43 回星雲賞コミック部門(『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』)
2021年 第44 回日本アカデミー賞協会特別賞受賞
2022年 令和4年度文化庁映画賞(映画功労部門)受賞
※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。ただし、混雑時には入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館 ]